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「似合う色」とはこういうこと …こうほめられるのが似合う色
「あら、その色お似合いですね」
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と声をかけられることがあります。
前述の通り、「似合う」の定義も様々です。もちろん実際調和していることもありますが、
色の印象が強いと「着ている服の色そのもの」を話題にされる場合が多いです。
私の体験上、色がその人と調和している場合、
着ている服の色そのものよりも、肌や雰囲気などを漠然とほめらる傾向があります。
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自分としては、いつものメイクだったり服装だったりするのに
「今日は肌がきれい」
「メイク変えた?」(これは好意的なニュアンスで)
「なんだか雰囲気がいつもと違う」(これも好意的なニュアンスで)
と曖昧なほめられ方をする場合、着ている服を見直してください。
それがあなたに似合う色なのです。
色の難しいところは、その時にベージュを着ていたから
「ベージュが似合う」
というのは早計で、どんなベージュなのかということが重要なのです。
ちょっとここでウンチクです。
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茶系の薄い色をベージュと言うというのが一般的ですが、
ベージュというのは本来未漂白の羊の毛織物の色です。
また茶色というのは、赤・橙・黄色に黒かグレイを足した色を茶色とよぶのが一般的です。
ひと言で茶やベージュと言っても、どの色がベースになっているのか、黒やどのくらいの明るさのグレイがどれだけ入っているのか、で全く色みが違ってきます。
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それがピンクといわれる色であっても
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グレイといわれる色であっても、
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濃いのか薄いのか、クリアなのかマットなのか「具体的にどんな色調なのか」と色々な角度からよく観察してください。