今ひとつな白を染めてみた

既製服の色のバリエーションには、大体黒と白はあります。
だんだん黒を重く感じるようになってきたお年頃…
他の色が気に入らない場合、白を選ぶことが多いです。

でも白の具合によっては

なんだか寂しく見えることがあります。

そういう服が何着かあったので、染めてもらうことにしました。

昔、自宅で洗濯機で染色をしたことがあるのですが、洗濯槽は染まるし時間はかかるしで私には大仕事でした。大きなタライや鍋を買うもの邪魔になりそう…
ネットで探すと色のバリエーションが決まっている染色サービスが多い中、
希望の色に染めてくれる会社を見つけました。

山宗実業株式会社 「そめ宗」

https://www.somekae-kyoto.com/index.html

事前に素材ついてのやり取りをして、色見本を入れて送りました。

・素材によって染まり方が違う
・縫い糸に多いポリエステルは染まらない

などなどです。
私の場合、アイボリーというかクリームというか、白と比べて少し色みがある程度の仕上がりで良かったので全てを承知してお任せしました。
この色とこの色の間くらいの濃さで、という見本も同梱しました。

そして「少し濃いめになりましたが」と仕上がりのご連絡があり
返送されてきました。

向かって左のENFÖLDのシャツと
その下の布が見本

しまった、元の写真を撮っておくのだった💦

下が元の白(同じTシャツ)

確かに見本の色よりは濃いめですが、事前にご説明いただいていたし、好きな色でもあるしこれはこれで気に入りました。

糸は染まりませんが、薄い色なので気になりません
ボタンは染まる場合もあるそうです

山宗さんの担当の方は、依頼時から親切に電話で説明をしてくださり、梱包もキレイに畳んで包装してくださり、本当に終始丁寧な対応でした。
料金は重さで決まります。
今回は同じ色(仕上がりは一定でないことは承知して)で染めるので、低めの価格設定にしてくださいました。

今回私は淡い色の染めにしましたが、全く違う色だともっとイメージチェンジできます。

友人から借りた写真
向かって左の色に似た色のコートを
向かって右のような朱赤に染め直したそう

デザインは気に入っているけれど、ちょっと色が…という場合、染めも視野に入れてはいかがでしょうか。

それにしても、白っぽい服の写真は影が映りやすくて難しいということが
分かりました。

カタログ撮影のカメラマンは偉大ですね。