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加齢とホルモンバランス

最近疲れやすい、お肌の調子が悪い…。その原因のひとつとして考えられるのが、ホルモンバランスの乱れです。おもな原因としてストレスや不摂生な生活が挙げられますが、今回は男女誰しもが通る「加齢」に注目。ホルモンバランスと体調の関係性、ホルモンバランスの乱れによる症状とその対策について専門家にお話を伺いました。
「人間、いくつになったってホルモンの影響からは逃れられないもの。特に40代以降は心身共にそれを強く実感するはず。逃れられないなら、ホルモンの正体を暴き、扱い方を心得ておきましょう。」

加齢によるホルモンの乱れからくる主な症状

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加齢によるホルモンバランスの乱れからくる症状は、大きく分けると身体的なものと精神的なものがあり、人によっては心身共に症状が出る場合もあります。

【身体面の症状】
・月経不順/過多月経(女性)
・ED(男性)
・「ほてり」や「のぼせ」などの更年期症状
・睡眠障害
・骨粗しょう症etc.

【精神面の症状】
・抑うつ感
・意欲の低下
・不安症状etc.

ストレスフルな環境が症状を長引かせることもあるようですが、50代後半くらいになると目立った症状は落ち着くことが多いようです。ホルモンバランスの乱れによる様々な症状が「ずっと続くわけじゃない」と思うと少しホッとしますね。


家ヨガでホルモンの乱れを対策

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ホルモンバランスの乱れを対策するためのおすすめはご自宅でも簡単にできる「家ヨガ」です。ヨガには、ホルモンバランスや自律神経のバランスを整える効果があり、更年期症状を軽減することにも役立つと言われています。
実際に行う際は「ホルモンバランス ヨガ」や「自律神経 ヨガ」で動画を検索してみてください。初心者の場合は、10分程度の動画から始めるのがおすすめです。
中には「1日に10分も運動なんて…」という方もいらっしゃるはず。そういう場合は「1日1ポーズ」から始めてみてください。それだけでも十分効果が期待できます。継続させていくには無理のない範囲から始めることが肝心です。

最大の対策は、ホルモンと自分を
「同化」させないこと

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生理前や生理中はイライラしやすかったりものすごい焦燥感や不安感に襲われる方もいらっしゃいます。また、更年期も同様でイライラや不安、悲壮感を感じる場合もあります。すべては「ホルモンバランス」のせいで。
でもこれは「自分のせい」ではなく「ホルモンのせい」だとよくよく知ることで、病院に駆け込まずやり過ごすことができるのです。
「ホルモンバランスによる乱れは、自分のせいではなくホルモンのせい」
このことが理解できていないと、実際に症状が出た時に、自分や自分の人生を否定しまいたくなります。これが「ホルモンと支配された状態」です。
こうならないためにも、ホルモンと自分自身は同化させないように気を付けなければならないのです。

まとめ


女性は生理があるので「ホルモンバランス」との向き合い方はなじみあります。なので、加齢に伴う心身の変化に「弱い」のはもしかしたら男性の方かもしれません。
とにかくホルモンとの付き合い方で大切なのは、それと自分を同化させないこと。
そうすれば、いざ症状が出た時にも、「ホルモンのせいだからしょうがない」と前向きに諦めつつ冷静に対処できるはずです。

美容相談が得意な専門家

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小澤ゆみ 先生
大学卒業後、アパレル勤務を経てトータルビューティスクールにて勤務開始。ダイエットを中心としたセルフビューティ分野のカリキュラム制作に携わる。また、管理栄養士と共に受講生の食事記録を基にしたダイエットカウンセリングをおこなう。「食べることを我慢せずにキレイになる」ためのアドバイスを得意とし、ただ体重を落とすのではなく健康的に美しくなり自己肯定感を高めることを目的としたカウンセリングを目指している。
小澤ゆみ先生に相談する

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宮沢紗香 先生
大学卒業後、アパレル勤務を経てトータルビューティスクールにて勤務開始。ダイエットを中心としたセルフビューティ分野のカリキュラム制作に携わる。また、管理栄養士と共に受講生の食事記録を基にしたダイエットカウンセリングをおこなう。「食べることを我慢せずにキレイになる」ためのアドバイスを得意とし、ただ体重を落とすのではなく健康的に美しくなり自己肯定感を高めることを目的としたカウンセリングを目指している。
宮沢紗香先生に相談する

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多路尾円 先生
大手製薬会社系列の美容医療クリニック在籍。幅広い治療とアンチエイジングではなくウェルエイジングに向けた治療内容を推奨して日々業務を遂行。
美容医療に合わせてリラックスした気持ちで受けてもらえるよう、室内環境や、体や皮膚の働きを改めて学ぶためアロマセラピスト資格を取得。
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