見出し画像

子どもを幸せにする「親の言葉」

こんにちは!様々な専門家と気軽に相談出来るサービスを提供してるトークンです。今回は子育てにまつわる言葉をテーマにお伝えしていきます。日常において、親と子は日々言葉を交わし豊かな関係を育んでいます。何気ないと思いがちな「言葉」の影響は大きく、子どもの将来を左右することも。子供の「生きる力」を伸ばす、わが子を幸せに導く親の言葉とは?ライフオーガナイザーとして活躍する下村先生にアドバイスいただきました。

「子」を「個」として尊重し、サポートする

入れ込み1

私は「~しなさい」と言う言葉は使いません。たとえ相手が子でも他人のコントロールはしない…というか出来ません。聞いてくれたとしても、そこに本人の納得がなければそれはただの押し付けやコントロールであり、なぜそれが必要なのかを理解していなければ意味がありません。何か行動を促したいときは、「~しない?」と尋ね相手の考えを聞くか「~してください」「~して欲しいな」と、私の希望として声をかけ、子自身がどうするか考え、その過程で必要があればアドバイスを行い、その先の行動を自分自身で選択する事が出来るよう導くことを意識しています。

世界の見え方はいつだって自分次第

入れ込み2

朝、子どもたちを送り出すときには「行ってらっしゃい!楽しんでね」と声掛けをしています。「楽しんでね」には、世界には楽しいことが沢山あるよ、自分でその種を見つけてね、という気持ちを込めています。
大人も子どもも、生きていれば日々の中に本当に色々な事があります。それでも、毎日を“楽しむ”という視点と意識を持つことで、ちょっとした事にも喜びを見つけられます。
学校生活や日常の中での困ったことや嫌だったことを聞き、客観的な立場から話をする事もあります。その時は、誰かを責めたり否定して終わらず、その思いに共感しながら、次に同じようなことがあった時にどうする?と自分で行動できることを一緒に考えます。

幸せは、考え、選択し、行動した先にある

入れ込み3

まだ経験や視点が狭い子どもたちにとって一番身近な人生のサンプルは、家庭にいる大人です。
その大人が日々考え行動し、自分自身の人生を幸せに生きている様子を見せる事で、子どもたちも安心して自立した大人になれるのではないでしょうか。私は夕食時に、子どもたちの一日の話を聞くと同時に自分自身の事も話します。
嬉しかった事、楽しかった事、今やりたいと思っている事や失敗した事、悩みの相談に乗ってもらう事もあります。失敗や迷い、悩みも自分自身の人生に向き合っているからこそ生まれるものです。私自身が日々や人生に楽しみや喜びを見つけ行動する様子を伝えることで、何か感じてくれることがあると思っています。

まとめ

子育ては、“子ども”を育てることでもあり、子どもと自分自身の“個”を育てることでもあると思います。
そのためにはまず自分自身の人生と向き合うことが必要です。
自分を幸せにすることに責任を持ち、本当の意味で豊かに生きられる人が一人でも多くなりますように。
そして、そんな大人の側で、自分自身の幸せな未来に向かって考え、選択し、行動することが出来る子どもたちが増えますよう願っています。

今回お答えいただいた専門家

画像4

下村さなみ 先生
3人の子供を育てる傍ら、モノとココロのお片づけサービスを展開。
カウンセラーとして様々なジャンルの相談を受ける。
現在は幼児施設にてイベントや教室運営など、子どもたちと保護者、地域に向けたサポートも行っている。
下村さなみ先生に相談する

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?