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社会を生き抜くスキル、知っていますか。

ジョブ型雇用の推進や副業解禁企業の増加等、従来の働き方から様々な変化が起きている現代社会。
昔は主流だった、大手企業に就職すれば安泰だという考え方から、どこへ転職しても活躍できるような力をつけたいという考え方にシフトしている方も多いのではないでしょうか。

組織の力ではなく、個人の力で戦いたい、そう思いながら日々スキルを磨くべく、会社以外の場所で活動をする若者も増加傾向にあります。

そんな「個人の力」を付けるためにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。
可愛がられるための「後輩力」? それとも流行りの「ITスキル」? 
どんなスキルも社会を生き抜くうえで、必要不可欠ですが、どんな企業へ就職してもどんな職種、業種に就いても必ずと言っていいほど必要になってくるのがプロジェクトマネジメント力です。

今回の記事では、そんな自身のキャリアを形成するうえで重要なプロジェクトマネジメントの説明と、プロジェクトを円滑に進めるうえでの手法に関してご紹介していきます。
 
第一回 プロジェクトマネジメントの定義とプロジェクト推進する上での最重要事項について。

それでは、まずプロジェクトマネジメントの定義から始めていきます。
何を始めるのにもまずは定義が重要です。定義がずれるとその後の議論にもずれが生じます。これを私はリアルアンジャッシュと呼んでいます。仕事の中で発生すると全く笑えませんね。

プロジェクトとは
「何等かの目標を達成するための計画」を指します。

マネジメントとは
よくマネジメントの役割とは「なんとかすること」等と言われたりしますが、もう少し具体化させて「組織を目標達成に導くこと」と定義しましょう。

今回はそんな「何等かの計画を成功に導くプロジェクトマネジメント」の手法に関してお伝えしていきます。

今回はプロジェクトマネジメントにおける目標定義力に関してご紹介していきます。
プロジェクトマネジメントで重要なポイントその①
「状況に応じてゴールへ向けたプロセスを変化させる」

プロジェクトマネジメントにおいての最重要事項は、ゴールを明確にすることです。
とはいっても、実際にプロジェクトでゴール通りに進むのはほんの一部で、すべてのマネジメントにおいて、当初描いたプランとはかけ離れているのが通常でしょう。

最初に決めたからと言って、決して意志を曲げず自分で信じた道を突き進むのは良いことですが、状況に応じて適切な方法にシフトしていかなければプロジェクトの成功というゴールにたどり着くことが難しいです。

上記のような力をつけていくうえでどのようなスキルが必要になるのか、下記で説明していきます。
・目標定義力。
組織の課題や自分たちの現状を分析し、どのような目標を立てて、どのような過程で進めていくか。目標定義力は、今自分たちの状況がこうだから、こういう目標に向けて進めていこうね、というファシリテートをするとともに、メンバーが納得する目標を定義できる力です。

・先を読む力
これは日本企業で生きていくうえでは必要不可欠な「根回し力」とも近しいものだといえるでしょう。
例:「この稟議を通す際には、事前に○○さんに質問が必要だから・・・」という風に先回りして行動する癖をつけておけば、プロジェクトが急に止まってしまうことはありません。
予想外のトラブルは、「予想外」だから困るのです。最初に予想されるトラブルを洗い出し、すべての対処法を考えればあとは怖いものなしです。

人間は目に見えないものを怖がる傾向があります。
目に見えていなくて対処法もわかっていない、対処法を自分で実行可能かどうかもわかっていない、これほど怖いものはありません。

ここで大事なのは不安がるのではなく、あくまでリスクを最小にするための行動であることを肝に銘じてください。
不安がるだけでは、精神にダメージを与えるだけで、何のメリットもありません。
ちなみに筆者は行動管理シートをWBSで制作して、、とやっていたら、スプレッドシートのセルに飲み込まれる夢を見ました。
筆者のほろ苦い思い出を紹介したところで今回の記事は終了とさせていただきます。

次回もお楽しみに。

タレントシェアリング事業部 茅場