「今その話じゃない!」会議運営者のあるある対処方法
それでは第3回、プロジェクトマネジメント推進方法に関してご紹介していきます。
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第2回目はこちら
会議をファシリテートした経験のある皆さんなら必ず経験したことがあると思います、この感情
「今、その話をしているんじゃない!!」
「アイディアを出すのは良いんだけど、今その話じゃないんだよなあ・・・」
会議には様々なアイデンティティを持つ方々が参加されます。彼らはあなたと育ってきた環境も時代も違います、そのため価値観も感情もあなたと違います。
そんな彼らのアイディアをまとめ、皆さんの望む形に持っていくのが、会議ファシリテーターの役割です。
今回はプロジェクトマネジメントの中でも、会議運営能力を付けるための第2弾、上記のようなアイディアマンの調整方法を伝授したいと思います。
前提としてアイディアマンの方々は決して会議をずらそうと思ってずらしているわけではなく、会議の結論をより良いものにするため、自分の思いついたアイディアや経験、知見を元に発言をしてくださっていることは念頭においてください。
これも前回のお話とつながる部分はあるかと思いますが、大事なのは、下準備。
仕事は料理と同じくらい下準備が大切になりますね。
お互いの共通認識を合わせるために、「今日はこの話をします。」「今日はこの目的を達成するために話し合います。」「こういう手法で結論を出そうと思います。」
ということを共有していれば、自然と発言がずれないはずです。プロセスまで提示されていれば自分でも発言がずれているかどうか把握できるはずです。
共通認識を作っておくことが非常に重要になりますね。
それでもずれてしまった場合はお礼を言い、次回この話をしますので、今回は一旦こちらにバトンください、とお願いしましょう。
これが一番難しいのですけどね。
今回は短めですがこれにて終了。
次回はプロジェクトマネジメント特集の最終回、プロジェクトマネージャーが一度は陥るあの危機に関してお伝えします。