「絶対打てる球が来るまでバットを振らない病」(失敗回避策の言語化#3)
目標達成の名医を目指している おおやしき です。こんにちは。
やりがちな「よくある失敗」の「症状」と「病名」を紹介します。
(症状)確実に成功すると思えることしかやろうとしない
(病名)「絶対打てる球が来るまでバットを振らない病」
(原因)この病気になると、確実性を求めすぎるあまり、かえってチャンスをのがしてしまいます。確実性を求めすぎる=「失敗」に対する恐怖心が根本にあります。また、行動を起こすための成功率の閾値が異常に高かったりします。しかし、ここでの「成功率」はあくまで見込みであるため、実際よりも低く見積もりすぎている可能性があります。
(対策)まず、「失敗」に対する捉え方を変える必要があります。失敗した後に振り返りを行い、次のチャンスに向けて改善する機会とすることです。PDCAをどんどん回すことで成功確率を高めていく、という意識に変えなければなりません。
例えるなら、たったひと振りでホームランを打とうとして、ずっとボールを見送り続けている状態です。もっとストライクゾーンを広げてある程度いろんな球に手を出して、その結果を次に生かすことで段々と打率も上がるし、ホームラン数も増えてくる、ということです。
つまり、「グロースマインドセット」を持って繰り返しトライし、自分のスキルを向上させることで成功に近づく、という経験をすることです。
そのためには日常の小さなことでいいので、そのような成功体験を積み上げて、自己効力感を醸成することが根本的な体質改善につながります。
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