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早起きの習慣について考える (その3) 突き詰めると、〇〇〇〇の話になる。
早起きの習慣について考える、第3回目です。
第1回目、第2回目はこちらです。
睡眠の質と量は変えずに、就寝時刻と起床時刻を1時間早めたとしましょう。
(変更前)23時就寝、6時起床 : 7時間睡眠
(変更後)22時就寝、5時起床 : 7時間睡眠
夜の帰宅時刻と朝の出発時刻は次のように設定してみます。
19時帰宅、7時出発(変更なし)
一体何が変わったかというと…
(変更前)19時帰宅~23時就寝 → 4時間
(変更後)19時帰宅~22時就寝 → 3時間
帰宅してから就寝までの時間を1時間削って…
(変更前)6時起床~7時出発 → 1時間
(変更後)5時起床~7時出発 → 2時間
朝に1時間余裕ができました。
自分が使える時間は変わらず、やることも同じだとすると、夜から朝に1時間移動した、ただそれだけ、ということになります。
なんか意味あるのか?って思えてしまいますね。(笑)
でも改めて考えてみると、1日活動し疲れて寝る直前の1時間と、しっかり睡眠を取ってリフレッシュした脳の状態で迎える1時間の質は違いますよね。
「早起きしたい」と考える人の多くは、休息を十分に取り、スッキリした状態で自由に使える時間が欲しいと思っていることでしょう。
つまり、早起きして何かやりたいことがあるはずですよね。
でもだいたいそれって今までやってなかったことだったりしません?
今までやってたこと+アルファのことを早起きしてやろうとしたら…時間足りないですよね?
だから1日トータルで時間の使い方を見直さないといけないんじゃないかと思うんです。
何をやるか、やらないか、どの時間帯にどの活動をするか、優先順位を考えて時間配分を見直す。その中で、朝の時間帯=静かで邪魔されずに心身ともにリフレッシュされた状態の時間、そこで何をするのか?目的をしっかり持って、1日の活動をデザインしなおすことになるのではないでしょうか?
あ~、ハードル高いな~(笑)
ちなみにこの原稿は夜書いております。(笑)
でも、夜できるなら無理に早起きしなくていいと思うんですよね。
それだけ早起きって難しい。
(まとめ)
・早起きとは、突き詰めると行動の「優先順位」を考えることである。
・1日の活動内容を見直し、時間配分を見直し、デザインしなおすことが必要。