石徹白Life1292日目【天然素材の手仕事は年中無休で旬を見極めることがスタートライン】
縄文時代から続く手仕事の伝統。2008年から2017年までの10年弱の中でも、ほんの僅かな時間でしたが、最後の世代が逝く前にその一端を担っている奥会津の方々から学べたこと。
とても幸運でした。
で!
終わるわけにはいかない!!
師匠たちに比べたら、まだまだ未熟すぎて、恥ずかしい自分の状況。
様々なものがプラスチック製品になり、
ありがたいことも多々あるのですが。
山の中、里の中で旬を感じながら、季節に置いていかれないように感覚を研ぎ澄まし、気配に耳を澄まして生きる。
年にたった1回の恵みをいただくことへの苦労と感謝。
せっかくの材料を全てカビさせて使えなくなってしまったこともありました。
本で読んでも、YouTubeで見ても、自分の目と手は育っていかない。
歩いて手を動かして沁み込ませていく。
震災直後の申し訳なさと悲しみと無力感を想えば、
失うことへの絶望を知ったからこその今。
ここで刻まれている、アクで手が汚れても嬉しい。
この過程がこの上なく幸せです。
本日はアカソを刈り取って、皮を剥いておきました。
食べたり加工用に、桑の実、山椒の実も。
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「アカソ 赤麻 あかそ」イラクサ科
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国の山地でやや湿った場所を好む。高さ50~100㎝。雌雄同株の多年草で、花期は7月~9月。春に葉と茎が柔らかい時期には食べることもできる。繊維の採取は花が咲く前に行う。
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料理)
おひたし、和え物(マヨネーズ、酢味噌、ゴマ、ピーナッツ、胡桃、白など)、酢のもの、サラダ、煮びたし、生は汁物の実や天ぷらなど。
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