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石徹白Life1119日目【数日ぶりに青空きたーーと喜んだものの、雪崩で道路が止まり孤立集落として全国区ニュースになりスコップ片手に取材対応】

昨夜から63センチの降雪。またまた全てが埋まりましたが、お陽様と除雪隊のみなさんに感謝な一日となりました。

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太腿ラッセルして身体覚醒をしつつ軽トラックにたどり着き、目玉が飛び出ているようなワイパーを叩き起こして除雪巡回に出発。

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消防団の詰所をサクッと終えて、
2日前と同じく70代の独居世帯2軒をヘルプ。

屋根雪を降ろしながら、集落内外あちこちから6本の電話に対応しました。

どうやら「孤立集落」として全国ニュースになったもよう。

しかし、実際は石徹白地区内ではなくここに至るまでの唯一の県道が桧峠の向こう側で雪崩となり除雪を優先するために道路を通行止めにしたということ。

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ココで生まれ育った方は

「こんなことは何度もあったら困るが、そう驚くことでもない。石徹白ではもともと冬のために春から夏、秋と甲斐性を出して、山のもんやらを蓄えたり準備してきた。
今の都会と同じような感覚でいたらそらー困るがな。」

「ともかく自分が若いころには50年も前だが、除雪なんてものはブルドーザーぐらいしかなくて押すところがなくなれば、ただ踏みつけて歩いていたぐらいのこと。」

「これぐらい降ることはいつも通りであって、まんだ少ないぐらいだ」

孤立と言うイメージからは程遠い意識と現状で、
私も頷くばかりでした。

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作業の都合により15時に昼ご飯を食べて、
岐阜新聞に写真などを送ってから再開。
夜までに2棟の屋根を降ろしました。

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2日連続10時間の除雪作業を終えて帰宅からの、
テレビ局に提供する動画を7回!?自主的に撮りなおし提供。

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放映されたのか解りませんが現地からのリポート、よかったらご覧ください。

毎日、ドラマチックで冒険的な展開。
同時に美しい景色を眺めながら身体を動かして、
ご飯モリモリ食べてます。

「ただここで生きているだけで素晴らしい」

そんな石徹白での暮らしに満たされています。

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