「続ける」を続ける
人が強くなるための最良のトレーニングは「続ける」を続けることかも知れない。小さくても、とるに足らなくても、続けるを続けてみる。
こんなツイートをしてみた。
僕は「続けるって難しい」って思っている。だからこそ「少しでも簡単にできないか?」と四苦八苦してきた。いや、「簡単にしたい」と思ったわけじゃないな。「僕でも続けられるようにするにはどうしたらいいか?」について考えては、いろいろやってきた、って表現の方が適当かな。
その中で、これはいいかもしれないな、と感じてる方法のひとつ。それは「自由と不自由を組み合わせる」という方法だ。
僕のやり方は、たとえばトレーニングだったら、
1日500回は必ず運動するっていう、
「500」っていう数字をまず決めるんですよ。
それで、その「500」の中身は自由にするんです。
たとえば、腹筋を50回、背筋を50回とか。
ある時は腹筋を100回とか。
そうすると、何をやるかは自分のその日のコンディションと
感覚で決めることができる。
どのトレーニングを何回やるかも、
その日の体調に合わせて決めていいけど、
「500」という数字は絶対に守るんです。
これは『ほぼ日手帳』のインタビューの時の発言なんだけど、とにかく500をやる、と決める。中身は決めずに「続ける」ということだけを決める。
どうしても時間がないときは、
電車で空気椅子を100カウント。
トイレでスクワット100回。
その場ダッシュ100カウント。
シャドーでパンチ100回・・・
みたいな感じで、500できそうなことを探しながらやる。組み合わせる自由とか取捨選択の自由があるから、自由を感じながら不自由に挑める。
何のためにこれをやるとか、これをやったらどうなるとか、
やらなかったらダメになるとか、
そんなことは考えない。
「考える」は、結構「続ける」を邪魔する。「考える」という行為は勝手に「別に続けなくてもいい理由」を考えだしてしまうから。
そしてもう一つ、
「モチベーションによらず続けられる」を探すようにしている。モチベーションありきの継続だと、継続する、と、モチベーションを上げる、の2つのことをやらなければならなくなる。
モチベーション上げるって、マイナスとかゼロをプラスにもってくるようなものだから、かなり疲れる。
それよりもモチベーション低いなら低いなりにできることを見つけたほうが、続けるという目的には適うような気がするのだ。
続けるのが苦手な僕は、どうやったら続けられるか、いろいろ試してきたんだけど・・・、今はひたすらシンプルに、
「続ける」を続ける。
をテーマの中心に置いている。今日もなんとかnoteが続いているのも、「続ける」だけにフォーカスしているからだろう。