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自故日記⑺
おはようございます!
というけれど、実は最近は寝れない。
単純に運動量が殆どないから疲れていないというのもあるけれど、不安によって眠れないというのが大きい。
毎日のようにトレーニング尽くしだった日々からいきなり病院に入院して、1ヶ月を超える間病院のベッドにいて、
いまも自宅に帰ってきてはいるが基本的に病室にいた頃と生活スタイルは変わらない。
変わったのは風景だけだ。
あとはエアコンなどの空調を自分の好きなように変更できるくらいだろうか。
これを読んでいる皆さんがおそらく当たり前のようにしている歩くという行為。
自由に自分の好きなように移動ができるというのはとても素敵なことだ。
怪我をしなかったら、こんなことを言うことはないだろう。
だって、そんなの当たり前のことじゃないか。
だけど、それが出来なくなってものすごい恐怖と不安に襲われている。
目で見て骨がくっついているのがわかるのならいい。正直、骨折痛はそんなにない。
足を持ち上げたりする時に若干あるくらいだろうか。
あとはプレートなどによる違和感だけだ。
毎日何か変化を感じながら生活するということはとても大切なことだと思う。
僕はいま、それを全く感じない毎日だ。
本を読んだり学びに関しては蓄積していると思う。
そして、この苦しさを経験している時間というのは貴重なことなのかもしれない。
毎日のように、
怪我をしていなかった頃に積み上げたものが少しずつ確実に失われていく。
筋肉がどんどん落ちていく。
サッカーをしていたので、僕はかなり太ももが太かった。
いまは目に見えて細くなっている。
そうして、不安はどんどん大きくなる。
何も考えなくたって毎日は進んでいく。
しかし、ものすごく長い。
再び歩くというまでの時間がものすごく辛い。
本当に再び歩けるのだろうかという不安さえ襲ってくる。
不安は不安を呼ぶ。
不安を感じれば尽きることのない不安に襲われる。
この状態が後どれだけ続くのだろう。
自分の気持ちに素直にいた方が今は楽かもしれない。
「元気出して、強気に!明るく!!」
わかっているけれど、いまはそれに拒絶反応が出てきてしまっている。
辛い、と書くことのほうがいまは楽だ。
楽と言うよりは、そうしていなければいられないくらいいまは精神的に辛い。
これも、経過なのだろう。
仕方ないことなんだと思う。
早く、またサッカーがしたい。
はやく、また歩きたい。