こんばんは.普通のホモサピエンスの今井です.
普通じゃないホモサピエンスとは分類学的にはなんなのか.未記載の亜種ということか.そもそも分類学とは普遍的な標本を基準にして行うものなので、”普通じゃない”ホモサピエンスに関する分類学的な議論など許されないのかもしれない…そんなことを考えていたら日曜の朝が終わってました.
今井の専門はホモサピの分類じゃなくて化石卵の分類なわけで、今回はお仕事の話題.
10月11日(日)に茨城県自然博物館でオンライン講演が予定されてます.本当は対面の予定だったのだけど、例によって難しくなってしまったので、福井にいるままに茨城県自然博物館の講堂でスクリーンからお話しすることになった.
定員30名ということで速攻で埋まってしまったらしく、ありがたいやら申し訳ないやら.
教員でも学芸員でも、一般向けの講演会は大事なお仕事.自分の専門について一般の方々に伝える場は、やっぱり講演会でも開くか、博物館展示を作るか、普及書を書くしかないわけ.でも展示は移動できないし、本は簡単に書けない.だから講演会の機会をいただいたら気合を入れて取り組むのが研究者の務めというもの…!
ありがたいことに今井は図録という形で自身の専門に関する本を書かせていただいたわけだけど.(まだ在庫あるよ!オンラインでもお買い求めいただけますよ!)
さて、今日は普通のホモサピについて考えた後は講演会の準備をしておりましたよ.
次回の講演会は「日本で見つかる恐竜の卵」についてお話しする予定.いつかここでも可能な範囲で書きたいネタ….このテーマについてお話しするのは何度目かになるけど、毎年なんだかんだで日本産の恐竜の卵についてはアップデートが起こるのでちゃんと最新情報も盛り込んで…と.
最近だと、筑波大学の田中先生らによる兵庫県丹波市産の新種の恐竜卵化石とか.
一か月前からスライドを準備するのは今井としては異例の準備の良さ.というのも10月頭に予定が詰まりまくりなので色々と前倒しで進めてるのです.平常運転の今井は計画性がないので、講演先へ移動する新幹線の中でシンカンセンスゴクカタイアイスを片手に最後の最後までスライド作ってます.
とは言えもう19時すぎで、そろそろお腹も減ってきた.今日はぼちぼち切り上げますかねー.
明日からまたお仕事や学校が始まりますが、もう少し頑張ればシルバーウィーク.がんばりましょう.