[試乗]やはり、乗らないとわからない
先日、某ドイツ車に試乗してきた。
それは、誰もが知るあのブランドの新型車である。
そのクルマは、今の日本で選ぶとしたら、
少数派
のカテゴリーに入る。
でも、絶対的台数が出なくても、
販売するのは、そのブランドの強みと言える。
さて、早速乗ってみよう。
いつものように、しっかりと
シートポジションと、
ミラー調整を行って、
シートベルトを締めて、
ブレーキを踏んで、
エンジンを掛けて、
シフトレンジをDレンジに入れて、
左右の安全確認をして、安全なら、
出発。
で、気がつきました。
左足を置くスペースが狭い
という事実に。
フットレストが小さく、しかも寝ています。
なんということでしょう。
クルマ自体は、決して小さくありません。
試乗車は、右ハンドルです。
現地では、左ハンドルです。
また、左ハンドルの方が、
圧倒的に販売台数が多いのです。
つまり、高価格車であっても、
左ハンドルを基準に設計されているので、
右ハンドルにした場合、
車両の構造的に難しい部分が出てきます。
その影響がしっかりと出ています。
よって、実に落ち着かない。
とは言え、走りの質感は、悪くない。
欧州車特有の、止まる寸前のブレーキコントロールが難しいことも少ない。
乗りやすいことと、
見た目に関して言えば、実に好印象なんだが、
右ハンドル化による影響は、
相当あるなぁ、判定しました。
どうしても、四輪駆動のモデルが存在し、その為の部品が右側に来てしまう上、
左ハンドルの分母が大きい
となると、
右ハンドル仕様にシワ寄せが行くのは仕方ない。
と言えます。
しかし、
そんなの気にならないという方、
私みたいに
気になって夜も眠れなくなる者もいます。
だ・か・ら
試乗はしてくださいという、話でした。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。