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大好きなことをして、稼ぐ男のアドバイス!

今回は、ファッションアドバイザーで有名なMBさんが、執筆した本『もっと幸せに働こう』を紹介します。

皆さんは、好きなことをして、本当に稼げると思いますか?

好きなことで、年商数億円の売り上げを、あげる会社を作ることができると思いますか?

結論は、できます!

本書を読むことにより、そのような疑問を、解決できることでしょう。

人は興味のない事では、結果が出しにくい!?

MBさんの学歴は、地方の国立大学を出て、年収200万円のアパレルの販売員を経験したごく普通の人で、特にこれと言ってズバ抜けた才能は無かったようです。

MBさんは以前、高級品の営業をしていた時、誰よりも努力して、営業成績を上げようと頑張りましたが、並程度だったようです。

今は、ファッションアドバイザーとして成功したMBさんは、後に気付きます。

私が高級品の営業時代に結果が出せなかったのは、『好きなことじゃなかった』からです。

これが理由で、高級品の営業という仕事に、いまいちやる気が出ず、時間をかけても効率が悪く、努力が身を結ばなかったのです。

そしてMBさんは、このように言っています。

『人間は基本的に怠け者であり、消極的である』

フォロワーは数じゃない質だ!

皆さんは、好きなことで稼ぐとなると、何をどうするでしょうか?

1番簡単で無料で始めれるのは、ブログやインスタグラム 、YouTubeなどのネットを使って稼ぐことです

そして、それらの媒体で稼ぐには、再生回数やPV数、フォロワー集めが必要です。
しかし、一体何人のフォロワーが必要なのでしょうか?
1,000人、10,000人、100,000人と集める必要があるのでしょうか?

MBさんいわく、フォロワーは数ではありません

極端に人を集める必要などない!ネットで大量に人を集めて、大量にセールスをするようなビジネスモデルはすっかり過去のものです。今は『数』よりも『エンゲージメント』(質)が必要です。

最近ネットで、好きなことをして稼いでいる人が急に増え、メディアに露出する機会が多くなりました。
そして、その人たちのフォロワーは数百人〜数千人の小〜中規模です。

なぜ、数百人程度のフォロワーに、高い購買率でモノを売れるのか

それはエンゲージメント(質)が高いからです。』

よって、フォロワーの数を増やすよりもフォロワーの質をあげよう!

良いアイデアがあるのに、なぜ行動に移せない?

皆さんは、何か新しいアイデアや、やり方を思いつた時それを、すぐに行動に移せていますか?
ほとんどの人がNoだと思います。

MBさんいわく多くの人は、何かを始めようと思った時、永遠と準備をしている人か、そのアイデアのネガティブな部分を見つけて実行することを断念すると言います

そこには、ヒューマン(人間)として生まれた、私たちの本能を理解すること、日本という国で受けてきた教育が、大きな要因です。

本能的理由に関しては、私たちには元来、恒常性維持機能が備わっていて、体温や、心拍数など、人間の内部環境は、常に一定を好むようになっているのです

これは成功者も同じで、一般人でも何一つ変わりません

このことを理解すれば、自身が良いアイデアを見つけても中々動けずにいる理由がわかると思います。

あなたの体は、本能的に『昨日と同じ状態でいてくれ』と、常に要求しているのです。

教育的理由は、私たち日本人は、戦後から現在まで『正解主義』の教育を受けてきました。その結果、正解が既にあるものや、前例が無いもの(正解が無いもの)に非常に抵抗感を感じます。これもあなたの行動を抑制している要因の一つです。

世界経済を見渡してみると、日本企業は、高度経済成長期のときは、世界を席巻するような企業ばかりでした。しかし、現在は個性と創造性を重視するアメリカ式の教育方針が現代の動きにマッチした結果、GAFAなどの世界的IT企業が生まれました。

結果的に新しいことを思いついても、『誰からも教わっていないこと』をする勇気がない。

しかし!本当の価値は『誰からも教わっていないからこそ価値がある』のではないでしょうか。

まずは行動に移そう!

MBさんの、2つの動けない理由(本能、教育)を解説しました。

これを理解した上で、どうすれば行動に移すことができるのでしょうか?

答えは簡単で、『新しい行動をとにかく起こすこと』です。

えっ!?という感じですが、結果は行動からしか生まれません。もちろん行動に移さなければ、なんの発見もありません。

要するに、いくら準備しても、頭を悩ませても、いくら勉強しても『行動』しなければ無価値です。

目標の達成方法!

ここからは、MB流の目標達成について書いて行こうと思うのですが、MBさんは基本的に、目標を持たないようです。
その理由は、『目標というのは本来、弱い自分を律するために立てるもの』だからです。

MBさんの目標に対する考えは、

私は好きなことを、とことん追求し、それを世の中に提供することが自分の仕事だと考えています。(省略)好きなことを追求することが仕事なわけですから、それを目標で縛り付けることはありません。

要するに『強い願望や欲求を持っている人に目標は必要ない』ということです。

しかし目標を立てることは、メリットとデメリットがあるので『目標を立てないのが素晴らしい』とも、もちろん思っていないようです。

もし目標を立てるなら3種類の目標を定めよ

MBさんが、もし目標を立てるなら大切にしてほしい3つのポイントを紹介しています。

そしてこの目標を立てる前に理解しておかなければ、ならないことがあります。

『人は易きに流れる』
『楽な方へと進みがちな脆い心の持ち主』

私たち人間には基本的に、この2つが当てはまることを、覚えておき、それを前提に以下の3つの目標を紹介します。

達成目標(達成すべき目標。期間と数値で表現する)
行動目標(達成目標の到達のための必要な行動内容。これは複数存在します)
実行目標(行動目標の到達のための必要な「今日誰が何をするか」という事実内容)

この3つの目標については、ぜひ本書を読んでもらいたいのですが、めちゃくちゃ簡略にMBさんの言葉を借りて説明すると以下のようになります。

『理想である目標達成』
『それを実現する細分化された行動目標』
『今日やるタスクにまで落とし込んだ実行目標』

そしてこれを、経済学で有名なPDCAサイクルを使って回すことで、目標をかなりの確率で達成できるということです。

さらに上をいく目標設定

上で説明した内容を、さらに勢い付ける目標設定があります。

これはかなり強力なので、注意してください。

まず、『圧倒的な成果を出す人』『人並みの成果を出す人』とは何が違うのか?

それは目標の大きさです。MBさんの言葉を借りて言えばこうです。

『月10万円の収益を1年以内に構築する!』という目標を持つ人と、MBさんの目標、『日本にメンズファッションの文化を創る』では、目標の大きさが桁違いです。どちらがどうなるかは、容易にわかります。

人はテストで100点を取ると宣言して勉強したらおそらく、できて80点、運が良くて100点です。しかし120点取ることを目標にすると、最高点の100点を取れる確率が、グーンと上がるでしょう!

ユニクロの創業者の柳井さんも、同じことを言っていました。やはり成功者は不可能と思えるような大きな目標を持つのですね!
気になる人はチェックしてみてください。

目標を高くすることで追い詰められる自分

MBさんは、達成したい目標以上の目標を掲げることは、非常に苦しいことと言っています。

実際に、自身に高い目標を設定してみて、苦しいや、辛いと感じたらそれは、高い目標を実行している証拠で、決して諦めないでください!

そんな辛いことでも、長い人生のたった1年や2年辛抱したら、理想の未来が手に入るかもと思えば1年, 2年なんてあっという間です。

最後に

全てを紹介することはできませんが、これから好きなことをして生きていきたい方は、ぜひ読んでみる価値はあると思います。

本書の最終章(NEXT STAGE)は、ビジネステクニック抜きの、人としての精神論が多めです。そしてそこが一番感動するポイントです!!




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