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タイ&ラオスで食って飲んで寝る日々 ⑤パタヤ

ラオスのルアンパバーンから飛行機で1時間ちょっとでドンムアン空港に到着した。

4日ぶりのタイだ。
相変わらずタイに到着したら嬉しさが込み上げてくる。タイにいるというだけで、特に何もしなくとも喜びを感じてしまう。

今日はこの後すぐにパタヤに向かう。
ドンムアンのバス乗り場に行き、モーチットバスターミナル行きのバスに乗車した。

すぐさまドンムアンからモーチットへ。

バス車内にいる料金回収のスタッフは、運転手さんと会話しながらニコニコ笑っていた。
若くてふくよかな女性の方だ。

時より自分の言った言葉に、自分でウケて笑っていた。テイクアウトの容器に入った甘い飲み物を飲みながら仕事をしている。

なんでもない風景だけど、バス車内の堅苦しさのない和やかな雰囲気に癒された。

バスは15分ほどで、バスターミナルに到着。
数日前に薄暗いビエンチャンのバスターミナルにいたのもあり、タイの明るく清潔なバスターミナルに少し感動。

広告は全てディスプレイとなっていて明るい雰囲気

お、愛しのセブンもあるじゃないか!
今日はお昼頃にルアンパバーンの空港で軽めの食事をとっただけなので、小腹が空いていた。

さっそくセブンに入り、米粉麺のお弁当と、カフェラテを購入。
レジのお姉さんが日本語で話しかけてくれてフレンドリーだった。

バスターミナルのベンチでささっと食べる。
ウマーー。

タイ料理は街中のお店でももちろん美味いのだけど、セブンのお弁当もかなりのクオリティだと思う。

パタヤ行きのバスチケットは事前にネットで購入していたので、窓口で紙のチケットを発行してもらう。18時発車だ。

バスに乗り込み、定刻通りバスは発車。
ビエンチャンでは人が集まり次第発車で2時間待たされたので、出発時間が決まっているということが何ともありがたかった。

やや古めのバスだった。

バンコク中心部は渋滞していた。
中心部を抜けるのに1時間ほどかかり、パタヤまで2時間の予定だったが、3時間で到着。

パタヤのバスターミナル

すぐにGrabタクシーで宿に向かう。今日は遅いし、ルアンパバーンからパタヤまでの移動疲れもありすぐ寝ることにした。


8/16(金)
朝食後、さっそく街を歩いてみよう。
ただその前に溜まった洗濯物をどうにかしたい。袋に衣服をたくさん詰めて出発した。

Googleマップで「ランドリー」と検索し、一番近くにあったところに行くことに。

店の人に値段を聞くと1キロ200バーツだという。高い。。ホテル併設の店っぽかったので高いのだろう。
けど宿から離れている他の場所に行くのも面倒だし、時間がもったいない。ここでお願いすることにした。明日の午後に取りに来ればいいらしい。

洗濯物を預けて身軽になったところで、街を歩いてみる。

パタヤはバンコクとは違って、東南アジア感が強いように感じる。建物がゴチャっとした感じ。

歩いてて何度も目にしたのは、路上生活をしている貧しい方々だ。
彼らは路上に座り、空になったプラスチックのドリンクカップを差し出し、お金をくれと声をかけてくる。

カップの中身を見ると10バーツ硬貨が何枚か入っていたりする。50バーツも集まれば一食は食べられるもんなぁ。

私は何かトラブルに巻き込まれるのが不安だったので、彼らにお金はあげなかった。
困窮している方を何人も見て、タイの貧富の差を感じる。

今回の宿はビーチから離れたところにあったので、せっかくなので海に向かうことにした。

PATTAYAcityと書いてある、写真でよく見る景色が現れた。

遠くに見えるのがPATTAYAcityの看板

海はとびきり綺麗ではないけれど、リゾートビーチにしては人も少なく、のんびりできそうな雰囲気だ。

気づけば14時くらいになっていた。
腹が減っていたので、ビーチ近くのセントラルパタヤというショッピングセンターに向かう。
地下のフードコートで昼食をとった。

値段はやや高めだった。多分中心地なので、フードコートといえども格安とはいかないみたいだ。

セブンでコーヒーを買い、ビーチに戻ってゆっくりすることに。

セブンから眺めるビーチ

パタヤのビーチではズラーっとビーチチェアが並んでいて、そこに寝転んでのんびりできる。

チェアの使用料金を聞くと、普通のビーチチェアは50バーツ、クッションがしっかりしている方は100バーツらしい。
私は前者を使うことにした。

みんなのんびり過ごしている

仕事の連絡がいくつか来ていたので、スマホでいくつか返信した。

ウトウトもしながら2時間ほどボーッとした。海沿いでのチルアウト、なんとも贅沢な時間だ。
そろそろ動こう。

店の方に50バーツを支払おうかとしていた時、
「日本人?少し喋ろうや」と声をかけられる。

70歳くらいに見える日本人のおっちゃんだった。
私が店の人と喋っていた時、私の日本人らしい英語の喋り方を聞いて日本人だと分かったのだろう。

おっちゃんはコーラを奢ってくれた。
聞くとすでにリタイアされていて、時々こうしてひとりでパタヤに滞在しているらしい。

昔からよく旅をしていたそうで、過去の旅の話などをしてくれた。あと息子さんは今アメリカで働いているらしく、その話もよくしてくれた。

今回の旅は色々な方と話ができて楽しいなぁと思う。やや話が長いので途中意識が飛んでいたのは否定できないけど、絡んでもらえてありがたいのだ。

おっちゃんとさよならして、再び街をふらつく。あっという間に暗くなり始めた。

晩御飯はまだいいけど、小腹が減ってきた。
目についたセブンに入り、春雨麺みたいなお弁当を購入。あたためてもらってどこかで食べることに。

どこに座って食べようかなーと辺りを見渡していると、トゥクトックの運転手さんが、ここに座りなよと道端の椅子を貸してくれる。

そこでは何人かの運転手さんが、同じくセブンの弁当を食べていた。そこに混じって、食べさせてもらう。

「どこから来たの?」「ジャパンっす」「おージャパーン!」とかいう会話をしながらみんなで弁当を食べる。現地の方々に入り込めて嬉しい。

運転手さんたちと別れ、その後タイマッサージに行くことに。

適当な店に入る。
マッサージを受けていると、途中から、なんだか目つきが変わってきた。
とてもふくよかなお姉さんは、別の部屋でアディショナルサービスはどう?とニコニコしている。

いや、いいいい。普通にタイマッサージを受けたかっただけなのだ。
タイマッサージは何度か経験したけど、初めてのケースだった。

その後近くの食堂で夕飯をとり、宿に戻り眠る。
パタヤは夜遅くなっても多くの人が溢れていて、とても賑やかな街だと思った。

8/17(土)
早いもので、今夜がこの旅で最後の宿泊となる。
このままパタヤにもう一泊して、最終日にパタヤからスワンナプーム空港まで直接バスで向かおうかとも考えた。

が、パタヤは私にとってやや賑やかな街に思えてきて、最後はもう一度バンコクで過ごしたくなった。
あと、旅の締めくくりは、旅の始まりの場所に戻りたいという気持もあった。

初日に泊まったバンコクの宿の予約を取ろうと思い、booking.comで探すが満室。その近くの別のドミトリーに予約を入れた。

今日夕方洗濯物を受け取って、その後バンコクに戻ろう。

それまでは、またしてものんびり過ごすことにする。
ひとまず昼食をとるために、BigCというショッピングセンターのフードコートに向かうことに。

BigCの方向に走っていたソンテウを拾い、乗車。

トラックの後ろに椅子があるのがソンテウ

横に座っていたパタヤ在住のタイ人女性の方と会話していると、
「パタヤのソンテウはどこに向かって走ってるか分からないから、乗ったものの、たまに思いもよらない方向に行ったりするのよー」
と言っていた。

現地の方も行き先が分からないのか。
この行き先が分からないシステムで運行し続けていて、みんなそれを受け入れているおおらかさが好きだ。

BigCに到着。

タイのいたるところにあるBigC

ここのフードコートは昨日と違って安価だった。地元のショッピングセンターという雰囲気。

240円ほどの、おかずぶっかけごはんを食べる。野菜不足だったので嬉しい。

ハァーうめぇ〜

その後、再びビーチ沿いの椅子で少し昼寝してランドリーを取りに行く。

ランドリーにいたスタッフに「今日はスタッフがいないからトゥモローー」と言われたが、「今日バンコクに帰るから受け取りたい」と言うと、10分後くらいにあっさり受け取れた。
たぶん面倒くさかっただけだろう。

無事洗濯物も手元に戻ったので、バスターミナルに向かう。到着後すぐにバンコク行きのバスに乗車。

バンコクへの道中、バスの下に着いている荷物入れの扉を閉め忘れていたのか、途中で開いてしまったのか、カーブのタイミングで乗客の荷物が道端にゴロゴロぶちまけられていた。
「おーい!荷物がこぼれてるぞー!」と誰かが叫ぶと、運転手はバスを停車させ、せっせと道端の荷物をバスに戻していた。

旅はあとわずか。最後はバンコクで満喫するぞ。

↓つづきです

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