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まちづくり

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2020年3月の記事一覧

行ってきました:世界と日本のコンパクトシティを比較して

行ってきました:世界と日本のコンパクトシティを比較して

はじめまして。都内の大学を今年卒業したゆいきです。
私は、日本・アメリカ・ヨーロッパのコンパクトシティをテーマに卒業研究を行いました。

・コンパクトシティで住民はどのような生活をしているのか
・コンパクトシティにおいて、住民のクオリティ・オブ・ライフは高まるのか
・自動車利用が少ないコンパクトシティと、多いコンパクトシティの違いは何か

などの疑問に対して、住民の意見を聞くために、米国ポートラン

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みはらしとなづけ

みはらしとなづけ

磯崎新さんの「みはらしとなづけ」の読書録となります。

1998年発行の「磯崎新の発想法 建築家の創作の秘密」の中に収録されており、初出は『みはらしとなづけ──講演「地方都市からの景観創造」1996年12月』とのことです。山口県秋吉台における芸術村の構想に関してなされた講演の記録のようです。

「景観とは何か?」

ということを考えるうえで本質的なヒントがあると感じ、感銘を受けた点についてまとめて

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037.
              
            『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』馬場正尊ほか 編著

037. 『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』馬場正尊ほか 編著



“ ―― 消滅自治体、縮退都市、限界集落…。将来を悲観的に予測する単語をよく目にする。僕らが今、考えなければならないのは、それを突き抜けた後にどのような世界をイメージするかということ。この本を書くことをきっかけにして、それを予感させる風景を探す旅に出た。 “

日本より先に人口減少・縮退したイタリア、ドイツ、イギリス、アメリカ、チリの地方都市を劇的に変えた、エリアリノベーション最前線。空き家・

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スマートシティ戦国時代を制するのは誰だ

スマートシティ戦国時代を制するのは誰だ

昨今スマートシティやコネクティッドシティという概念が話題になっている。いたるところでスマートシティという言葉は踊るがそもそもこれは何なのだろうか?

そもそもスマートシティとはどのような定義なのだろうか?

スマートシティとは、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)の先端技術を用いて、基礎インフラと生活インフラ・サービスを効率的に管理・運営し、環境に配慮しながら、人々

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