WAVES/ウェイブス 2020 アメリカ

※ネタばれ含みます。

この映画は10代20代で失恋した。またはスポーツで失敗した。1つの大切な道が閉ざされてしまった人が見ると共感できる部分が多いのかもしれない。

映画を見るタイミングってとても大切で、見る時期、年齢などによって感じ方が180度変わってくる。今回はあまり感じれなかったというのも1つの映画の面白さなのかもしれない。




ウェイブスを見た所感。

何を感じたか、どこを自分に当てはめて観たか。

内容は最初の1時間は兄の殺人からの人生の転落、最後の1時間は残された妹の人生。

んー。

兄の場面から所感を述べると、レスリングという1つの人生の道が閉ざされただけなのに、10代の内は人生の全てがなくなってしまったような感覚に陥ってしまうということ。

年齢を取ると、それが大切な10本の道の内の1つがなくなったことに気付くのだが、、、学生からすれば、全ての道が閉ざされたように思える。

自分の世界を広く持ち、早く視野を広げてあげる。そこに気付けた10代の人は早く目標地点までいけるのかもしれない。30才の自分でもいまだにやってしまうのだが、1つの大切な選択肢がなくなってしまい、ナーバスになり、マイナスな思考に陥ってしまう。人間として当たり前だしそれを治癒するには時間が必要である。

学生の時の恋は盲目になりやすく危険。

自分の高校生の頃の恋愛や初恋と重ねて見ると面白いかもしれない。




妹の側の所感を述べると、

人って本当に支えてくれる人が1人いるだけで、何倍も強くなれる。

彼氏の死期のために車で2日かかる街まで付き合ってくれる彼女の思考の感情の共有の素晴らしさ。

自分の親がこの状態になった時に自分は何ができるのか?

500文字。んーなんか高校生カップルの喧嘩の末、殺害した場面を1時間見せられた感覚のほうが大きい。




1つとても良いシーンがあったが、妹の彼氏に対しての感情思考の共有のシーンである。女性特有であり、女性が多く持っているこの感覚。

大切な人が嬉しかったら嬉しい、幸せそうだったら幸せを感じ、悲しそうだったら悲しくなる。

男性も勿論持っている感覚だが。女性はこの感覚を多く強く持っているように感じる。

あそこのシーンだけは感動したな。少し辛口な評論になってしまった。

感情の共有。

人と付き合っていくときに大切な部分であり、それが価値観の相違といったところに繋がっていくのだろうか。感情の共有がうまくいっていない夫婦では生活がうまくいかない気がする。

価値観、感情、が似ている人と近くにいるときは確かに楽だが、、、

支離滅裂な映画評論になってしまった。

この映画は10代20代で失恋した。またはスポーツで失敗した。1つの大切な道が閉ざされてしまった人が見ると共感できる部分が多いのかもしれない。

映画を見るタイミングってとても大切で、見る時期、年齢などによって感じ方が180度変わってくる。今回はあまり感じれなかったというのも1つの映画の面白さなのかもしれない。

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