見出し画像

感情を抑え続けた人生はまじでしんどかった話

こんにちは、Takuyaです。


今日は、感情を抑え続けた人生はまじでしんどかったって話をしていきます。


結論、感情を抑え続けると最終的には自分自身をぶっ壊す。


僕は小さい頃から、無意識のうちに、そして家族からも感情を抑えることを教えられてきました。


僕が小学1年生の時に両親が離婚したんですが、その時のことです。


父と別れ、祖父母の家に引っ越す日の午前11時頃、父親が怒って造花の花を床に叩きつけたんです。


その造花の花に付いているビーズが足に飛んできて、めちゃくちゃ痛かったんです。


普通の子供なら「なんで離れなきゃいけないの?」って泣いたり、痛がったりするはずですよね?


でも僕は、その時無意識に「これはもうどうしようもないから我慢するしかない」って思っちゃったんです。


本当は悲しくなったり寂しくなったりするはずなのに、感情を抑えつけたから、小学生なのに全く寂しさを感じることができなかった。

これが、僕の人生の分岐点だったんです。


母親からの教えも僕を追い詰めました。「やられてもやり返すな」という教え。


これって完全な弱者の考え方です。


正直、子供の成長にとって最悪の教育だと思います。センスなさすぎですね。


祖母は祖母で「親の言うことは聞くもの」「親を恥ずかしい目に合わせるな」「周りの目を気にしなさい」。そんな言葉ばかり言う人でした。


そういう環境で育つと、自然と感情を抑え込むようになります。


子供の頃に感情を抑え込むと、どうなるか?
他人のストレス発散の道具にされてしまうんです。


僕が中学生になった時、母親は当時の彼氏と一緒にいたいがために、僕を無理やり彼氏の元へ連れて行ったんです。


姉は「行きたくない」って自分の意思を伝えられた。


でも、僕はまだ12歳。自分の人生を決められる年齢じゃなかったから、都合のいい存在として扱われたんです。


もともと繊細な性格だった僕にとって、環境が180度変わることは、想像以上に辛いことでした。友達作りも、生活習慣も、全部ゼロからのスタート。


親が僕の心に耳を傾けていれば、
「この子には急激な変化が辛いかもしれない」って気付いたはずなんです。

でも、母は僕を祖父母に預けっぱなしで、自分の生活を優先する毎日。そんな親だったから、こんな選択をしたんでしょう。


中学校では、想像以上の苦しみが待っていました。顔に唾をかけられたり、テニス部の練習中にラケットで叩かれたり。心も体も、毎日傷つけられました。


学校に行きたくなくて遅刻すると「何で来たの?」って言われる。


言い返そうものなら「Takuyaのくせに何言ってんだよ」って。毎日が人格を否定されるような日々。


その時、適切に自分の気持ちを表現できていれば、きっと違う道もあったはずです。でも、感情を出すことを知らない僕には、それもできませんでした。


家に帰れば、母親への暴力を目撃する毎日。すごいモラハラDVの彼氏で、僕は直接殴られることはなかったけど、母は殴られ、首を絞められ。


学校から帰ると、母の目の周りが腫れていることもありました。


学校でも家でも、自分の気持ちを出せない。そんな日々が積み重なって、心も体も、限界を迎えることになります。


高校生になっても、状況は変わりませんでした。いや、むしろ悪化していったんです。だって、大切な成長期に自分を大切にする方法を知らなかったんですから。


弱者の教育を受け、感情を押し殺すことばかり覚えた僕は、高校卒業後、完全に動けなくなってしまいました。


朝起きた瞬間から吐き気がする。体が鉛のように重い。そんな状態で、1年近く寝たきりの生活を送りました。


病院には通っていましたが、そこで大きな気づきがありました。

「病気を治療するだけじゃダメだ。根本的な生き方を変えないと、この苦しみは永遠に続くんじゃないか」って。


そこから必死で解決方法を探しました。自己啓発本を読みあさり、セミナーにも参加。でも、どれも心に響かなかったんです。


そんな時、一冊の本との出会いがありました。その本には、こう書いてありました。


「人は誰でも、心の中に見たくない記憶や感情を持っています。でも、それは無かったことにしても消えません。むしろ、しっかりと向き合い、受け入れることで、初めて前に進めるのです」


この言葉に、目が覚めるような衝撃を受けました。


そして出会ったのがセルフケアという概念。
これが僕の人生を変えることになります。



初めて自分の心と向き合った時、10年以上も抑え続けてきた感情が、一気に解放されました。


体中に停滞していたエネルギーが、急に流れ出したような感覚。めまいがして、しばらく動けないほどの体験でした。それほど、僕は自分の感情を抑え込んでいたんです。


この経験から、僕は確信しました。感情を抑圧することは、絶対に間違っている。むしろ、適切に表現していくことこそが大切なんだって


怒りだって、大切な感情の一つです。「怒っちゃいけない」なんて言う人もいるけど、そんなのは人生を苦しくする偽りの教えでしかありません。


皆さんにも、実践できることを2つ提案させてください。


1. 毎日5分でいいので、「今の気持ち」を書き出してみてください。嬉しいこと、悲しいこと、どんな感情でも大丈夫です。


2. 嫌なことをされたら、その場で「嫌だな」と思っていいんです。感情を認識するところから始めましょう。表現の仕方は、その後で考えればいい。


もしかしたら、この話を読んでいる方の中にも、似たような経験をしている人がいるかもしれません。


でも、大丈夫です。気付くのに遅すぎることなんてありません。


この話があなたの心の解放の第一歩になれば、これ以上嬉しいことはありません。


一緒に、本来の自分を取り戻していきましょう。

いいなと思ったら応援しよう!