ウソ!?筋肉を太くしない筋トレもあるって本当?
筋トレで、消費カロリーを増やしたい。
きれいなシルエットでいたい。
基礎代謝を維持したい。
けど、あまり筋肉を大きくしたくない。
そういった目的であれば、15~20RMの負荷設定をオススメします。
RMとは「Repetition Maximum」の略、日本語で最大反復回数のことです。
全力を出しても、1回しか挙げられない重りであれば、それは1RMの重量ということになります。
それほど筋肉量を増やしたくない場合は、15~20回ほどで限界を感じるくらいに設定すれば大丈夫。
イメージとしては、軽めでたくさん動かす感じです。
筋トレは必ずしも、筋肉をつけるためだけに行うものではありません。
筋サイズは変えずに発揮できる力を強くしたり、持続的に動くスタミナを上げたりもできます。
そのために大切なのが、何RMで行うかという負荷設定。
おもに重量の設定によって、動員される筋肉の種類が違ってくるからです。
なので目的に応じた、RMの使い分けが大切。
筋力を上げる 1~6RM
筋肉量を増やす 8~12RM
筋肉の持久力をつける 15~20RM
これらの中間の回数、たとえば7RMの負荷ならば、筋力を向上させる要素と、筋肉量を増加させる要素を、半分ずつあわせ持ってると考えてください。
ですので、「筋肉がついて、体重が増えるのは嫌だ」「筋肉が太くなって、服のサイズが合わないと困る」という方は、15~20RMです。
その負荷であれば、肥大しにくいタイプの筋繊維がメインで使われます。
ただあくまで、15~20回の範囲で「これ以上は無理!」となるように負荷を設定すべきであって、「がんばれば30回以上できそうだけど、20回でやめておく」ということではありませんので要注意。
また1~6RMでも筋肉は増えにくいのですが、こちらはいわゆる高重量で、ケガのリスクもともなう上級者向けコースです。
逆に、25RM以上であれば、それはもう筋トレというより、有酸素運動になってしまいます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。