ダイエットが加速する上手な間食の選びかた
間食の回数を増やすと、体重が減りやすくなります。
ダイエットで大切なのは、血糖値の急上昇を起こさないこと。
血液中の糖が急激に増えると、肥満ホルモンのインスリンが、糖を脂肪細胞に放りこむからです。
つまりダイエット中は、不要不急なインスリンの分泌をなくさなければいけません。
食後に上昇した血糖値は、4時間くらいたつと下がってきます。
「小腹がすいてきたなー」と感じたら血糖値が下がりはじめた証拠。
このタイミングで間食を摂ることで、血糖値は安定します。
いちど血糖値を下げてしまうと、次の食事で急激に上昇し、糖が体脂肪として蓄えられてしまいます。
体重を増やしたいお相撲さんが、1日2食なのはそのため。
さらにお腹がすいた状態からの食事は、食欲のコントロールが難しく、ついつい食べ過ぎてしまいがち。
タイミングの良い間食は、血糖値の乱高下を防ぐだけでなく、1日トータルの摂取カロリーを抑える効果もあるのです。
また筋肉は合成と分解を絶えず繰り返していますが、分解モードに入るきっかけのひとつが血糖値の低下です。
筋肉の分解が多くなると、筋肉量が減り基礎代謝が下がります。
代謝の低下を阻止するためにも、栄養摂取の間隔はあけすぎないほうがいいのです。
とはいえ、何を食べてもいいわけではありません。
ある程度は条件があります。
スナック菓子やチョコレートなど、高糖質な食品を食べて肥満ホルモンが大量分泌するのは避けたいところ。
やはり低糖質であることが求められます。
筋肉の合成スイッチをオンにする目的もあるため、高タンパクであればなお良しです。
腹持ちを良くするためにも、多少の脂質はOKとします。
食べて1時間後に、また何か食べたくなるのは困りますよね?
それでいて、ほどほどのカロリーに抑えなければいけません。
つまり低糖質、低~中脂質、高タンパクが理想的。
この条件に当てはまるのが、、、
ゆで卵、サラダチキン、魚の水煮缶、チーズ、無調整豆乳、スルメなど。
これらの食品を、昼食後の4時間以内に摂取します。
用意するのが難しければ、プロテイン入りのドリンクやゼリーに頼っても大丈夫。
糖質5g以下、かつタンパク質10g以上になる量が目標です。
時計遺伝子の影響で、食べても太りにくい時間帯は14~16時。
なので、この間に食べられると理想的です。
先人たちの知恵である「3時のおやつ」は理にかなっています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?