満腹ダイエットを可能にするたった2つの約束とは
お腹の空かないダイエットは、可能です。
食事のとき、たったふたつの約束を守るだけ。
①食べる順番を気にする
②噛む回数を増やす
ちゃんとできれば、体重はすこしずつ落ちていくはずです。
劇的な効果は望めませんが、しっかり食べながら痩せたいダイエッターには、最適といえます。
①食べる順番を気にする
野菜などの食物繊維→スープ・汁物→メインのおかず→お米などの糖質。
これがもっとも太らない食べ順、いわゆるベジファーストです。
逆の順序で糖質から摂ると、血糖値が急上昇し、肥満ホルモンが分泌されやすくなるので要注意。
食物繊維やタンパク質を、先回りさせて胃に入れておくだけで、血糖値上昇はかなり緩やかにできます。
まずは、野菜や海藻などの食物繊維から食べきるのが基本です。
スープや汁物も食べ終えて、そのあと肉、魚などの主菜を食べてしまいます。
おかずの最後の一口だけは、ご飯と一緒に口にしても大丈夫。
主食にとりかかるのは、食事を開始して10分以上たってからにしましょう。
食べかた的には、コース料理や、懐石料理と似ています。
小学校で習った「三角食べ」は忘れてください。
②噛む回数を増やす
噛む回数を増やすと、それだけでも体重は減りやすくなります。
目標は、一口あたり30回。
糖質にたどり着くまでの、時間稼ぎではありません。
咀嚼は満腹中枢を刺激するため、早くお腹いっぱいになれるのです。
またリズミカルに噛む動作には、気持ちを落ち着かせる作用もあります。
ある意味では、食べる行為も運動のひとつ。
時間をかけると、食事誘発性の熱産生で、消費カロリーも増やせるのです。
たくさん噛むことでも、血糖値の上昇はゆっくりになるので、食べ順との相乗効果もあります。
飲むように食べてしまう早食いの人は、一口ごとに箸を置いてみてください。
満腹を感じたら、何を食べていても、そこで食事を終了します。
残すのに抵抗があれば、次の食事にまわしましょう。
食べる順番を気にする、噛む回数を増やす、たったふたつの約束を実行するだけで、食べて痩せることは可能です。
慣れるまでは面倒ですが、食べる量を制限されるツラさと天秤にかけてみてください。
痩せるスピード感はないですが、空腹に耐えるストレスは少ないはず。
楽して、じっくり取り組みたい人むけのダイエットです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。