【学校事務職員向け】教室へ行く意味
おはよーございます。
1~2年生の教室を回って自己紹介したときに、「呼ぶ時は、スーパーかっこいいタクト先生って呼んでくださーい。」と言って回った結果、廊下とかで会った低学年の子たちからデフォルトで「スーパーかっこいいタクトせんせー!昼休み遊ぼー!」と声を掛けられるようになった、学校事務職員のタクトです。
#素直な低学年かわいい
さて、今回は、異動して改めて感じた「“学校事務職員が”教室へ行く意味」みたいなものを書こうと思います。
異動したらまず「学校理解」
僕は、この4月に県内でも有数の大規模小学校に異動になりました。職員は、正規職員だけでも50人以上。(非常勤さんも入れると100人近く。)児童数は約1,000人です。
なので、子供たちの事はおろか、先生たちの顔と名前を覚えるのも一苦労です。ましてや、よく知る(理解する)のは中々時間がかかります。
ですが、この「学校事務」という仕事は、学校のことを色々と把握していること=「学校理解」がとても大切になってきます。
#仕事の質が全然変わる
#この辺の話もまたいつかnoteに書きたいです書きます
なので、特に、異動して最初の4月はこの学校理解を深めるために、色々とアクションを起こすのですが、その一つに「教室に行く」があります。
「教室に行く」という手立て
僕が教室に行く理由は大きく分けて2つです。
①その学級を知れる
一つは、シンプルにその学級の情報を得られるからです。
学級にある施設の状態や使われ方、クラスの児童の“生の情報”が得られます。
「なるほど、この棚だけだとサイズ的に入り切らないんだなー。」
「あ、コンセント足りてないぞ。」
「言われてないけど、カーテン破れてるー。」
「あー、この子が前に職員室で話に出てきたあの子かぁ。」
「この前お母さんが就学援助を相談にきてくれたあの子、元気そうだなー、よかった。今度お母さんに話したげよー。」
などなど。
こーゆーのって、放課後じゃダメで、実際に教育活動が行われている“中”で教室に行くからわかることばかり。
②先生を知れる
そのクラスの“普段の”授業って、その先生の色が一番見えると思ってます。
僕は別に教員ではないので、授業のスタイルとか授業内容の善し悪しなんかは正直そんなにわからないかもしれません。
でも、そこではなくて、ふらっと教室に入ってみると、その先生の立ち振る舞いや話し方や子供との接し方、教室っていう空間の使い方、みたいかものが見えてきて、知れることや気づくことが沢山あります。
しかも、これって、職員室で会話したり普通に仕事で接してるだけだと絶対わからないよなぁってことが割とあったりして面白いです。
やっぱり「教室」って、学級担任の先生にしてみれば、そこがメインの仕事場だし、仕事スイッチオンの時の自分のホームなので、そこだから出てくるものが結構あるんだろうなぁと勝手に分析してます。
ここは半分感覚的なものなので、うまく説明できないんですが、先生を知って仲良くなる、仲良くなって先生を知るには、普段の普通の授業をフツーに見に行くのはめちゃくちゃいいなと思ってます。
おまけ:「教室に行く」のハードル高いと思ってる人へ。
異動当初の年度始めは中々時間が取れないですが、それでも、「学校を知って運営参画していく」という意味では、結構、必須に近いアクションだなと思います。
僕はもう慣れちゃいましたが、初めての「教室に行く」を実践する最初のハードルは、教室入った瞬間の担任の先生からの「え、何か急用ですか!?」的なリアクションだと思います(笑)
でも、そこで気にせず「あ、ちょっと見に来ましたー。」とフツーに入れば大丈夫です。
気になるなら「ちょっと教室の備品確認させてくださーい。」とかってそれっぽい理由をつけてもよし(笑)
とにかく、「授業中に教室に行ったらジャマになるかな。」とかは考えなくて大丈夫。
最初は驚くかもですが、別に先生たちは(先生でない)事務職員が授業にきたところで何にも困りません。
「授業中に教室行ったら失礼だからね。」とかいう事務職員の人が昔はいたりしましたが、それは実際に経験してない人。
結構な数行ってますが、授業見に行って嫌がられたことは僕は一度もないです。むしろ、半分くらいの先生からは「授業来てくれてありがとねー。」って放課後言われて、もう半分の先生は慣れてて何にも気にしてません(笑)
最初に言った「学校理解」というのは、良い仕事をするためなのはもちろんですが、僕は、やりがい持って楽しく仕事するためにも必要なものだと思ってます。
#むしろそっちの方がデカい
学校事務という仕事を楽しむためにも、ぜひ授業見に教室へ行ってみるの超オススメです!
学校現場からは以上でーす。
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