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未来を描き変化を

 北海道の旭川にて、ビジョニング(未来具現化)のワークショップを行うことに。何か新しい挑戦をした後は振り返りをすることはもちろん大切。けれどもそれに終わらせず、五年後、十年後にどんな希望に溢れた未来を作り出すことができるのか?と考えると、もっとワクワクへと繋がっていく。

 このビジョニングを行うことで、自分が人生をどちらに進めたいのか、一度きりの人生で何を求めているのかが明確に。ぼんやりしていた未来が少しずつ輪郭を持ち、研ぎ澄まされていく。

 興味関心を持たれた皆様がご自身で簡単に行えるよう、ワークの構成をメモしておきます。極めてシンプルなのでご安心を🥰

一つ目:振り返り

 過去の挑戦、昨年の出来事、これまでの人生を振り返り、気付きや学び、大切にしたいことを見つけていく。

「フラットに語り合えるチームを作りたい」「即実行できる心構えが重要」「人が少ない地域にも希望を」など、どんなことでもOK。

二つ目:問い掛け

 ファシリテーターから未来(今回は2030年)を連想させる問いを数十ほど受け、それをヒントに未来の姿を一つ一つ書き出していきます。

「2030年1月11日、朝起きるとどんなメッセージが届いていますか?」「どこで目を覚まし、どんな光景が目に入りますか?」「2025年から2030年までの間に新しく出会った友人はどんな人ですか?」etc

三つ目:取捨選択

 理想の未来像は様々な形を取り得るけれども、自分たちの時間やお金、体力、情熱には限りがあるのも事実。だからこそ、優先すべきことを選び抜いていく。今回の旭川では、最も大切なものだけを残す形で選出。

「2030年、世界一周旅行の最中に出会ったイギリス人の友人を、人口二万人以下の豪雪地帯に移り住んだ自分の家に招待して語り合う」といったものも出てきました。

四つ目:宣言

 選び抜いたものを大きな文字で書き出し、共に集った仲間に宣言。自分に対する約束でもあり、仲間に対する約束ともなり、応援を引き寄せる機会ともなっていく。

「その2030年だったら、こんな風にサポートできるよ!」「面白い!続きを聞かせて!」「人を紹介するね!」といった風に。

 自分たちの人生は、何もしなければ昨日と同じ今日が、明日も続いていくもの。下手すると、願わぬもっと悲しい現実が顔を出してくるもの。待っていてやってくるものは白馬に乗った王子様ではなく、残念ながら誕生日だけ。

 だからこそ、自ら変化を生み出していこう。希望溢れる未来に向かって、日々一歩を踏み出していこう。No Talk, All Action!!!

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