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熱いうちに巻き込もう

「鉄は熱いうちに打て」という諺がある。けれども、具体的にどうやって鉄を熱いうちに打てば良いのか分からない…と悩む人が多いのも事実。というわけで今回は、具体例を交えつつ解説をしていこう。

 鉄を熱いうちに打つため、一つ目に知人友人に宣言すること。「こんな新しい挑戦を始めるんだ!」と何かをきっかけにして心の中に熱が芽生えたら、即座に周りに伝えること。そうすることで、その熱の高さから周りを巻き込んで物事は前に進んでいく。

 例えば、「焼き芋に喧嘩を売るため焼きミカンを作ろう!」と謎の熱が生まれたとする。であるならば、「ちょっとミカンを焼いてみたい!」と知人友人に宣言する。そうすると「なんか面白そうー!」と思った仲間が出来上がり、その熱は簡単に冷めなくなっていく。

 鉄を熱いうちに打つため、二つ目はグループを作成すること。人が集まる場で「こんなこと、やってみましょうよ!」何かをきっかけにして輪の中に熱が芽生えたら、即時にメッセージグループを作成すること。そうすることで、勢いに乗ってやり取りが生まれて物事は前に進んでいく。

 例えば、「ミカンを炎で炙ってインスタ映えするデザートにしよう!」と謎の会話が飲み会で生まれたとする。であるならば、自宅に着いて眠りに落ちる前に「ミカン火炙り隊」というグループを作成し、関係各位を勝手に招待しておくことで、その熱は簡単に冷めなくなっていく。

 鉄を熱いうちに打つため、三つ目はイベントを開くこと。個人であれチームであれ「成し遂げる!」と何かをきっかけにして熱が芽生えたら、即時にイベントの予定を組むこと。そうすることで目標と締切が生まれ、強制的に物事は前に進んでいく。

 例えば、「炙りミカンを地域の名物にしよう!」と高い宣言が成されたとする。であるならば、「炙りミカンマルシェ」イベントをミカンの旬の秋冬の間に開催すると決める。そうすることで、実現に向けて逆算して成すべきことが決まり、強制的に物事は前に進んでいく。

 鉄を熱いうちに打つためにはどうすればいいのか?その中でも有名な工夫は三つ。宣言を即時すること、連絡の場を即時に作ること。イベントを即時に作ること。最初はどれだけ小さな火だったとしても、これらを工夫すればしっかりと大きな火へと育っていく。これから新しい未来に向けて一歩を踏み出したい皆様の一助となりますように。

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