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バカは脳科学に騙される

はじめに

現代社会では、脳科学に対する信頼が非常に高まっています。多くの人々は、脳の神経から信号が送られることで感情や行動が決定されるという説明を無条件に信じてしまいます。同様に、ホルモンの影響についても、ドーパミン、エストロゲン、インスリンなどの名前が出てくると、その現象を完全に理解したかのように錯覚してしまうことが多いです。

【この記事は2分程度で読めます。】

脳科学の盲信の危険性

脳科学の知見は確かに重要であり、多くのことを解明してきました。しかし、それを盲目的に信じることは危険です。例えば、「脳の右半球は、左利きの人にとっては、右利きの逆さまに機能しています」というでたらめな情報を信じてしまうこともあります。こうした誤解は、科学的な理解を深めるどころか、逆に混乱を招くことになります。

ホルモンの影響とその誤解

ホルモンについても同様です。ドーパミンが分泌されると「幸せ」を感じる、エストロゲンが増えると「女性らしさ」が増す、インスリンが不足すると「糖尿病になる」といった単純な説明が広まっています。しかし、これらの説明はあまりにも単純化されており、実際の生理学的なプロセスはもっと複雑です。

でたらめな脳科学の豆知識

では、ここで、いかにあなたにバイアスがかかっているか試してみましょう。

海外のとある大学の研究をまとめてみました。

・「最新の研究によると、毎朝コーヒーを飲むと、脳のニューロンが一時的にダンスを始めると言われています。(フロリダ州立ユーモア大学)」

・「脳の一部は、実際には宇宙からの微弱な電波を受信するためのアンテナとして機能しているという説があります。(カリフォルニア・ジョーク大学)」

・「ある実験では、特定の音楽を聴くと脳のシナプスが一時的に増加し、IQが10ポイント上昇することが示されています。(ニューヨーク・ファンタジー大学)」


もちろん、これらはすべてデタラメです。しかし、白衣を着た男性が、真面目そうな学会発表で、言っていたとしたらどうでしょう。

デタラメを信じてしまいませんか??

結論

脳科学や神経学の知見は確かに重要であり、多くのことを解明してきました。しかし、それを盲目的に信じることは危険です。わかった気になってしまうことの危うさを認識し、常に批判的な視点を持つことが求められます。この記事を通じて、読者が脳科学に対するバイアスを見直し、より深い理解を追求するきっかけとなれば幸いです。

終わりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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たくと
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