なかなか眠れないときに眠れるようになる自己質問
ノリハラです。基本的に眠ることが好きです。一日十時間眠れれば最高だな、と思っています。
そんな私ですので、眠れないことはかなりのストレスです。ですので私なりに睡眠について色々と調べたり、考えたり、試したりしています。
これまでも以下のような記事を書いてきました。
各記事の内容をざっくりというと以下のようになります。
1つ目「眠ろうと思ったときには、もう眠っていることにしようぜ」
2つ目「嫌なことや、ストレスを抱えていると眠れないよね」
最近、割とよく眠れているので、そのコツ(考え方)について共有します。夜、眠れない方の一助となれば幸いです。
0. 1時間このままの状態であれば眠れるだろう、という状態を維持する。
眠るための質問ですが、結論を言うと
「1時間このままの状態であれば眠れるだろうか」
これだけです。
これで終わりとしてしまっても良いぐらいだとは思います。念の為に以下で説明していきます。
1.どこからかやってくる『眠気』を待たない。
眠るときの一つの勘違い(私もよくやるのですが)は以下の様なものだと思います。
「さあて眠るか」と言いつつベッドへ。
「うーん。とはいえ、なかなか眠れないなあ」
「あ、面白いこと思いついた。明日、調べておこう」
「そういえば、あの資料大丈夫かなあ? まあ、どうにかなるか」
「昔、あんな漫画読んだなあ……」
「…………」
「あれ、考え事が次々と思い浮かんできて全く『眠気』が来ないぞ!」
『眠気』というものが、どこからかやってくるもの、まるで雨乞いをするかのように、待っているだけでは、なかなか眠れないときに苦労するものです。
そこで、「『1時間このままの状態であれば眠れるだろう』という状態を維持する」というのを目標にして、自分から『眠気』を捕まえに行くことで、より早く、確実に眠ろう、というわけです。
感覚的な話でさらに私自身の話になりますが、眠れないときに「1時間このままの状態であれば眠れるだろうか」と自分に問いかけると、まるで脳の中の一部が暴走しているような感覚に気が付きます。
この暴走に気づき、暴走を止めてあげるためのきっかけが「1時間このままの状態であれば眠れるだろうか」という質問です。
2.眠気がないまま眠るパターンもある。
ここまで、非常に感覚的な話になってしまっているかと思います。文章で感覚を伝達するのは非常に難しいのですが、感覚として頭の状態を言葉にすると以下のような感じです。
眠れるとき:なにかの物事に対して集中して、主体的に考えている
眠れないとき:特に自分から考えようとはしないで、ぼーっとしている
眠れない状態のときにこの二つを区別するのは非常に難しいと思います。どちらにしろ「考えていて」「眠れない」という状態ですから。
それについて説明するために、私の経験についてお話します。私は次のような体験をしたことがあります。
「全く眠った気もしないし、全く眠った感じもないけど気がついたら朝だった。でも、体の疲れは取れいているし、意識がなかったような気がするので多分眠っていた」
20数年生きてきて、あまり体験したことがないのでうまくは言えないのですが、(繰り返しになりますが)自分では全く眠ったような感じがしないのに、外から見たら「眠っている」という状態でした。
いわば「眠気」を感じることもなく眠った状態だったということなのかな、と自分では思いました。
その時気がついたのは「あれ? 眠気がなくても実際は眠れるんじゃないか?」ということでした。また、極端なことを言えば、自分の感覚として「ずっとこのままだったら実質眠ったのと同じ状態だよな」という状態をキープしていればそれは眠ったのとほぼ同じ効果が得られるのではないか、と考えました。
私の個人的な経験で、科学的な根拠とか、幅広いアンケートとかがなく記事としては権威性に欠け、申し訳ないのですが、私は最近(1ヶ月ほど)はこの方法(質問)でよく眠れています。
やっぱり基本も大事
とはいえ、ここまで読んでもらって裏切るようですが、一つの質問だけでコテッと眠れたら苦労はしません。
結局、以下のようなテクニックというか、生活習慣は必要だと思います。
1.「スタンフォード式睡眠について」に書かれてあることを実践する
2.「寝る前はスマホを使わない」
3. 入眠剤「メラトニン」を飲む(個人差あり)など……
「なにか一つのテクニックに頼る」のではなくて基礎としての生活習慣の上に最後の「ひと押し」としてテクニックを使う、というスタンスがよい、というのが私の考えです。
また、蛇足になってしまいますが、こんなふうに「睡眠について」自分の中で考えをまとめておくのも有効だなあ、と感じる今日このごろです。せっかく良い「睡眠テクニック」を思いついても、眠る前にそれを思い出せなくては悲しいものです。
記事を書きアウトプットすることで、自分の考えを明確にでき、夜眠るときにも思い出しやすくなります。
参考にしていただけますと幸いです。みなさまも自分なりの睡眠法を見つけて良い睡眠習慣を身に着け、人生を豊かにしていきましょう。
今回は以上です。ありがとうございました。