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スリランカのアーユルヴェーダホテル「Tagiru.」に16日間滞在して得たもの #11
この記事は2023年8月6日〜21日にスリランカのアーユルヴェーダホテル「Tagiru.」に滞在した体験記です。(前回の続き)
前回はシロダーラの後半2回と小学校の音楽発表会の話でした。Tagiru.滞在もそろそろ終盤にさしかかってきました。
8/17 Day12
食事
毎日フルーツを食べていると、同じフルーツでも日によって味の違いがあることに気づきます。熟し具合が違うのか、それとも自分の体調によるのかもしれませんが、これもまた一期一会とその瞬間の味わいを楽しみます。
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トリートメント
Shiro Abhyanga(ヘッドマッサージ)
Chakra Massage(チャクラのマッサージ)
Udvartana(パウダーマッサージ)
Steam Bath(スチーム・バス)
Eye Treat(目のトリートメント)
パウダーマッサージからそのままスチームバスという流れでした。全身にターメリックの粉を塗られた状態でハーブの蒸気で蒸されます。これは完全に料理されている気分です(笑)
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あまりに気持ち良かったのでそのまま目の前の海に入ってしまいましたが、この行為はおすすめしません。そもそも海は波があって危険だし、下着やバスタオルが砂まみれになります。屋外のシャワーで砂を洗い流しましたが、それでも流し切れない砂が残っていると室内の排水管を詰まらせてしまう恐れがあります。
Eye Treat
基本メニューには含まれていない追加オプションで、目のトリートメントを受けました。目の周りにパン生地で土手を作り、人肌に温めたギー(バターから精製したオイル)を注ぎ入れます。瞼を開いてギーに眼球を浸します。視界は黄金色で不思議な光景。少し滲みるような痛みがありますが頑張って耐えます。ドクターの指示に従って視線を上下左右に動かし、眼球全体にギーを行き渡らせます。
治療後はしばらく視界がぼやけていて、ものが良く見えません。おそらく油膜が瞳を覆っていたのでしょう。なるべく強い光を見ないようにして、しばらく部屋で静かに過ごします。
これを3日間連続でやりました。目の汚れが取れて栄養が補給されたのか視界がクリアになった気がします。
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ウミガメ保全プロジェクト
この日の夕方、Tagiru.の近くにあるInduruwa Sea Turtle Information Centerへ見学に行きました。ここでは漁具などで傷ついたウミガメを保護し、砂浜に産卵されたウミガメの卵を孵化させて海に放流するプロジェクトを行なっています。
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看板に書かれている公式サイト?(www.srilanlaseaturtles.com)はメンテされてなさそうなのでご注意ください。
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稚亀を放流するタイミングは日没間際。空には獲物を狙う鳥が飛んでいますが、人間が立っていると襲ってこないそうです。
波打ち際から少し離れた砂の上に稚亀を置くと、本能的に海の方へと歩いて行きます。直接海に入れずに砂浜を歩かせることで、彼らが戻ってくる場所を記憶させるのだそうです。稚亀の歩みは遅くて海にたどり着くまでじっと見守ります。何度も波に押し戻されながらやがて海の中へと泳ぎ去りました。
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旅程も残り少なくなってきましたが、まだまだ話したいことがたくさんあります(次回へと続く)