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「公務員という職種はない。」 ー 私だったらどう考える。

「公務員という職種はない。」面白いフレーズだなと思う。

まずは、結論。
私は、自称でなく公的にも職種はマーケターです。と名乗るようにしたい。

わかりやすく自己紹介することで、内外に理解されやすくなるのではと仮定したい。

noteを眺めていると、下の記事がオススメとして出てきた。覗いてみると、以前に何かでみた事があった気がする内容。

「公務員」という言葉では伝えきれない、佐賀県職員として働く魅力や、職員がもつプロ意識、専門性を世の中に伝え、魅力的な就職先の1つとなっていきたい、そのような想いから、新採用コンセプト「公務員という職種はない。」を掲げるに至りました。
 佐賀県は、プロフェッショナル集団としての佐賀県を全国の方々に知っていただき、佐賀県職員が、ひいては地方公務員という職業が、魅力的な職業の1つとなっていくことを目指してまいります。

https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00379105/index.html



確かに公務員という言葉は、かなりざっくりしている。

私が勤務する猿払村では、医者も消防士も保健師も栄養士も保育士も公務員と括られる。

一般事務職の中でも、給料に関する仕事をする人も、税金に関する仕事をする人も、教育に関する仕事をする人も、病院に関する仕事をする人も、ふるさと納税に関する仕事をする人も、住宅に関する仕事をする人も、道路に関する仕事をする人も一口に公務員だ。

前者のように、資格職として採用されると基本的にはその資格を生かして、採用された職種を全うすることになる。

一方で後者の一般事務職にあっては、数年ごとに異動辞令が出され様々な仕事を担当していく事になる。

佐賀県では、行政職の方も公務員ではない肩書きを持って仕事をされているそう。ホームページで行政職だけでも、7つの職種が紹介されている。

どれも、今まで公務員の肩書きとしては聞いた事がなく、新鮮。そして、一人ずつインタビュー記事を掲載することでどのような雰囲気のなか、どのような仕事をしているのか、感じる事ができる。行政職の方々それぞれに、気になるフレーズをご紹介。

人事課 人材マネージャー
最終的に、自分のやりたいことが決まっていなかったからこそ「より幅広い分野で活躍できるフィールドを選ぼう」と考え、様々な分野の業務を経験できる佐賀県庁への入庁を決めました。福祉、産業、土木など、ここまで幅広い業種に携われる環境は、民間企業でも中々ないと思います。今、こうして県庁で楽しい日々を過ごせているので、あのときの選択は正しかったと、学生時代の自分を褒めてあげたいですね。

https://saga-saiyou.net/staff/hara-takanori/

流通・貿易課 商社マン
地域の人々の生活をよく理解するのは一番身近な地方自治体の役割だと感じており、公共機関でしかできないことをやりたいという思いがあったんです。
地方とはいえ、それなりの規模感はありますが、自分がチャレンジしたいことが叶う風通しの良さも魅力。自分次第でいかようにも活躍できるフィールドが整っていると思います。私もこれからたくさんのことに挑戦していく所存です。

https://saga-saiyou.net/staff/ono-masahiro/

男女参画・こども局 ユニバーサルプランナー
佐賀県庁はトップまでの距離が近く、職場の風通しが驚くほど良いのが特長。他県の自治体の人と話す機会がありますが、その際に特にこれは強く感じます。また、思い切って新しいことにチャレンジしやすい柔軟な環境が整っています。県庁として「現場・ミッション・プロセス」という県政運営のスローガンを掲げているので、仕事に臨むべき姿勢が私達職員にとって非常に分かりやすいですね。

https://saga-saiyou.net/staff/naomi-kai/

広報広聴課 暮らしの相談員
私自身がそう思って佐賀県庁を志望したように、誰かにとって「あんな人になりたい」「あの人がいるからここで働きたい」と思ってもらえるような職員になりたいと思っています。

https://saga-saiyou.net/staff/yokoo-aki/

危機管理防災課 防災管理士
佐賀県は以前からテレワークを推進していて、多様な働き方に対応している先進的な自治体。急に子どもの面倒を見なければいけなくなった場合でも、融通が効くのでとても助かっています。また、10年以上も前からUJIターン枠で中途入庁者を採用しており、多くの職場で、色々な業界の民間経験者が多数活躍していて、刺激になります。

https://saga-saiyou.net/staff/shimeno-tatuya/


さが創生推進課 コミュニティデザイナー
佐賀県は、中山間地や離島といった自然で溢れています。こうした良い面に私たち職員がスポットライトを当てていくことで、ますます活気あふれる県にできるのがこの仕事の醍醐味。

https://saga-saiyou.net/staff/mutaguchi-katuki/

コスメティック構想推進室 経営企画
食べ物が美味しい、混雑が少ない、物価が安い。海外で生活していたからこそ、佐賀県の魅力を実感しています。また、行政とは思えないほど柔軟な風土も全国的に大変珍しいと思います。例えば「さがデザイン」という県のあらゆる施策にデザイン視点を導入するという自治体としては画期的な取り組みは「2017年度グッドデザイン賞ベスト100」を受賞。

https://saga-saiyou.net/staff/kitamura-siho/

このサイトを見れば、様々な職種、様々な経験を持つ職員の志した思いや、これまでの仕事、これから見据えていることの一端を知る事ができるのでとても参考になるだろう。


さて、話は戻って「公務員という職種はない。」ということ。これを私に置き換えたらどうかなと考えを巡らせてみる。

総合計画、地方創生、新産業創出、総合計画、地方創生、広報、SNSを活用したファンづくり、ふるさと納税、移住、観光プロモーション、地場産品開発、地域ブランド推進、自治会、自衛隊募集事務、統計、男女共同参画、行財政改革などなど。

かなり広い分野を任されているので、なかなか難しい。

全体的に言えることは猿払村を売り出していくということ。ふるさと納税・観光・移住は村外の方へ向けて、SNSを活用しファンづくり、広報などは村内外問わず、広く猿払村を知ってもらう、もっと理解してもらうために行っている取組みだ。

そういう意味でいくと、猿払村のマーケティングを担当しているマーケターを名乗るのが良いかと考えている。そういう想いも込めて、Twitterでは自称地方公務員マーケターと昨年から名乗っている。

以上から、今後私の職種は公的にもマーケターと名乗るようにしたい。
そして、次の部署に移動しても、私の職種は○○です。と名乗れるようにありたい。

公務員も新たに個性を出す。というよりは、今まで通り自分のやっている仕事をわかりやすく表現することで、内外に理解してもらいやすくなる可能性を秘めていると考える。



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