稼ぐ能力が低い人は支払う能力も低い
音楽を「作る能力」があるひとは「聴く能力」が高いという特徴がある。
音楽を聴く際、楽しむだけではなくて、「なぜこの展開になっているのか」や「この進行であることの効果」というのを感じて、それを応用する感覚に長けている。解像度が高いというか……
逆にふわっと「コレ、カッコイイ!」ぐらいで聴くと、その曲のただの焼き増しコピー商品が生まれやすい。
文章を読むのがうまいひとは書くのもうまいし、きっと絵やダンスも同じことなのだろう。
僕はこれを【インプットの際、本質を掴むのがうまいとアウトプットにも反映される現象】と呼んでいる。
面白いことに逆にアウトプットがうまくなると、インプットもうまくなる。
今年になってボクシングの試合に出始めた(7/28が3回目の試合。タイ人のスケジュールぐらいで回している)
もちろん「高校の部活でやっていた!」みたいな選手からしたら僕はギガンテス素人だ。
しかし素人の良さもある。なんといっても始めたてというのは伸ばすのが楽しい。スキルの所得がすべてレベルアップになるからだ。
20年以上続けてきた音楽の能力を今日明日でアップさせるのは難しいように、Lv.1のポケモンは最初一気にレベルが上がるように、ビギナーというのは成長に疾走感がある。
こう考えると、素人である経験もバカにしたものではなく、「素人に毛が生えた状態」になることができる。
習熟度を
①素人
②素人に毛が生えた状態
③中級者
④上級者
の4段階に分けるとすると、一番差を体感するのは①②のあいだになる。③④のあいだとかはもう、その世界における住人たちにしか分からないレベルだ。
「アジカンとZAZENのどっちがリズム強いか?」とかどうでもいい。そこじゃない。3万のギターの音と100万のギターの音の差も録音したら分からん!
そうして僕は②になった。
すると①だった頃よりも、映像でボクシングを見るのが面白いのだ。
戦術が分かったり、むしろ下半身を見ていたりと見どころが多いので、以前の「いけー!ぶっ倒せー!」という鑑賞の仕方ではなくなっている。ちょっと将棋の要素がある格闘技なのかと思ったりもする。
この「インプット・アウトプット話」で一番、世の中のひとに関係する話が『お金』かもしれない。
「稼いで資産を築くのがヘタなひと」は「支払うのがヘタ」という特徴を持っているケースが多い。どうせいつか払うものを特に理由なく滞納していたり、支出が多すぎたり、クレカが作れなかったりするアレだ。
成人して何年も経っているのに支払いに関して①のままだと不利なことが多い。ちなみにバンドをしているとわりと②③ぐらいには、なりやすいと思う今日この頃。
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