読書で自分を高める【書評vlog vol.8】
皆さんこんにちは、たくろ〜です。
皆さんの読書を始めたきっかけはなんですか?
なぜ本を読んでいるんでしょうか?
この世にはいろんな本(小説、漫画、料理、大工などの技術本、スピリチュアル系など)があるので、きっかけ、理由は人それぞれだと思います。
今回ご紹介するのは、そんな読書の素晴らしさを教えてくれる一冊です。
今回は、vol.3でも紹介した本田健さんの書籍から「読書で自分を高める」をご紹介したいと思います。
こちらは読書が好きな人に向けて、より読書を楽しむため、読書で得た知識やモチベーションをより高めるためにはどうしたら良いのかがまとめられています。
読書好きの皆さんは共感できる内容が多いと思いますし、文庫本ということもあり薄く読みやすいため、読書をしたことがない友達や家族、お子さんに対してお勧めできる一冊かと思います。
前述した本田健さんの一冊をご紹介した、vol.3は以下のリンク見ることができますのでぜひご覧ください!
今回は本書における読書に対する向き合い方や読書という経験をより活かすために参考になると感じた部分を紹介したいと思います。
本と戯れる時間が、自分を高めてくれる。
本を読むことで得られること
・読書をすることに対する楽しみ
・経済的なメリット(読書家の収入はそうでない人に比べて高い)
・仕事に直接生きる
・教養が身につくため、信頼や尊敬を得られる
他にも挙げればキリがないが、全てに共通していることは、
「人間的な成長に役立つ」ということ
本を読むとはどういうことか
自分が知らない世界に触れる
人によって本を読む目的、ジャンルは違う
ジャンル → 目的
料理本、日曜大工 → 技術やノウハウ、知識
小説 → スリルやワクワク感
職業本 → 専門家の意見や経験をもとにした知恵
しかし、どんなジャンルの本に対しても
「今の自分が知らない世界に触れる」、「想像力を使う」といった共通点がある
想像するということは人類にだけ与えられた特別な能力!!
(例)牛や鳥などが自分の5年後をイメージしたり、遠い異国の地での暮らしを想像したりはしない
だからこそ、この能力を使わないのはもったいない!
→想像力を養うための手段は読書だけではないかもしれません。
ですが、読書は基本文字だけを読んで書かれている内容をイメージし理解しなければいけません。
小説で描かれている状況や風景、登場人物をイメージしたり、
本書のような自己啓発系であれば書かれている教えや考え方に対して自分の日常生活と照らし合わせることで初めて自分の中に落とし込むことができると思います。
そういった意味で読書は自分と向き合うためのベストツールだと思いました。
いつでも原点に戻れる
数年おき、あるいは人生の転機ごとに読み直す本を持っておくことで読書の楽しみが増える。
その読み直すタイミングごとに、内容に対する感じ方や捉え方が変わってくる。
・うまくいって調子に乗っている時
・失敗して落ち込んでいる時
このような時に何か、基準点となるような本を持っていることで自分を見失わなくて済むし、そういった本はその人を一生、啓発してくれる。
→筆者の本田健さんにとっての前述したような本は、司馬遼太郎さんの「龍馬がゆく」であったようです。自分が守りに入りそうになった時、竜馬であったらどうしたか、31歳という若さで亡くなった竜馬が自分の年齢まで生きていたらどうしていたか。こういったことを考えさせてくれる一冊だったと。
本田さんに比べるとまだまだ私の読書量は及びませんが、参考までに僕にとっての基準点となるような本を何冊か紹介しておこうと思います。
「チーズはどこへ消えた?」 著 スペンサージョンソンさん
「ユダヤ人大富豪の教え」 著 本田健さん
「一億円を稼ぐ人は何をしているのか?」 著 新井一さん
「99%の人が知らない人生を思い通りに動かす大富豪の教え」 著 水野俊哉さん
ちなみに本書の最後には本田健さんがお勧めする名著を紹介するコーナーもありました
読書がもたらす大切なこと
過去の様々な成功事例、失敗例を知ることができる
ミリオネアマインドを身につけることができる
知恵よりも遥かに優れた力を身につける
ピンチをより超える勇気と知恵をもらう
試奏する時間が自分を鍛えてくれる
本田健さんは読書について以下のように述べていました。
本を読むことで自分と向き合い、人生の方向性を考え、時には軌道修正をするということが可能になる。
自分と向き合うということを試行錯誤をしながら進めていくことが人生の醍醐味だ
→中には本を読まなくても自分と向き合ったり、軌道修正をできる。という人もいるかもしれません。
確かにそれが可能な人も一定数いるかもしれません。しかし、今の自分の状況や考えに対して、客観的な視点を持つことはなかなか難しいと思います。
そんな時、読書をしていれば先人たちの考えや経験談を知ることができるし、
それによって自分の考えや状況について客観的に見れるようになり、悩みや迷いがより鮮明になるのではないかと思います。
いつでも原点に戻れるよう基準となる本を持つことについて先述しましたが、
読書には単純に知識や知恵を身につけるということだけでなく、知的好奇心を高め、想像力を豊かにしたり、人生の指針としての役割もあるのだと本書を通じて学ぶことができました。
まとめ
これまで単純に読書が好きだったという方も本書を読むことで、先述してきたような読書の多方面での効用があることを知ることで、より読書の時間を充実した楽しいものにできるのではないでしょうか。
また、読書に全く興味がない人でも本書を通じて読書の利点を知ることで読書に対する興味が湧いてくるのではないかと思います。冒頭お話ししたように、本書は文庫本で薄く、読書のスタートとしては手に取りやすいものだと思いますのでこれから読書を始める方には特にお勧めしたい一冊です。
これから読書を始めるみなさんも、すでに読書にハマっているみなさんも
せっかくなら読書という時間を、より充実した楽しい時間にしたいですよね。
読書はすること自体に意味があると思っていますが、本書は私たちを一歩、
その先のステージへ進めてくれるそんな一冊だと思います。
ぜひこれから一緒に読書を楽しみ、人生をより良いものにしていきましょう。
それではまたvol.9 でお会いしましょう。 たくろ〜