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理科好き❌昆虫の科学。

理科の授業は、「本物」がキーワード。
「本物」に感動があります。
「本物だから」テレビや図鑑では見られない質感を五感で感じることができます。
今年は、吉並さんのご好意で3年生一人ひとりに「カブトムシ」の幼虫がプレゼントされました。
これは、昨年も言いましたが、一つの仮説に基づいています。

「昆虫をさわれる子は、理科好きになる。」という仮説です。
前任校で理科嫌いの子にインタビューしました。おしなべて、ムシが嫌い。
授業は好きになりますが、昆虫の単元は、嫌いだそうです。

これは情報に洗脳されています。ムシ=汚い、危険の情報です。
そして、大切なことですが、おうちの方が子供がムシを持ってきたときになんと言うかでも決まります。「汚い、捨ててらっしゃい。」これで、虫が嫌いになって、挙げ句に理科も嫌いになっちゃいます。

今までの子供たちの感覚を覆すための一人一匹作戦なのです。これで、理科嫌い、昆虫嫌いが克服できるはずです。
でも、無理矢理は一番ダメなんです。

大人がいっしょに「名前をつけて」、「お世話をして」、「よく見ればかわいいねぇ」って言う。尊敬している保護者の言葉や振る舞いを子供は真似(学ぶの語源)しているのですね。

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