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【3つの事例】ネガティブからポジティブな転職理由に変える!NG例・OK例をもとに解説

「転職理由はどう伝えたらいいでしょうか・・・」
「ネガティブなんですが大丈夫ですか・・・」
「転職理由をどう回答すればいいでしょうか・・・」

″転職理由″を面接でどう伝えたらいいか分からない方は多いのではないかと感じております。

「人間関係」「残業・給料」「将来の不安」主にこの3つのネガティブな理由が転職を考える要因であり、3つのネガティブな転職理由をそのまま面接で伝えると、企業側からは懸念点を抱かれてしまいます。

結果、不採用になるというケースは多くあります。

しかし、裏を返せばネガティブな転職理由も「ポジティブな理由」にもなります。そこで本日は、3つのネガティブな転職理由をNG例とOK例を用いて解説していきます。

1. 企業が知りたいのは『未来』

– 前向きな転職理由へ

転職における採用面接では必ず転職理由が聞かれますが、転職理由のほとんどがネガティブな理由です。

ネガティブなことだけを伝える転職理由は、企業側からしてみれば同じ理由で辞めないかと思われ採用しないという判断になります。
懸念点を企業側が抱くような転職理由は、前向きな転職理由へと変更しましょう。

企業側視点で考えると企業側が最も知りたいのは、「候補者が自社で活躍できるか」「やりたいことを叶えられるか」の″未来″なのです。

では、次に実際に前向きな転職理由へと変更する事例を、NG例とOK例を用いて解説していきましょう。

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2. 3つのネガティブな転職理由をどう伝える?

– 事例① 人間関係の不満による転職

「あの上司が・・・」「言っても聞いてくれない」等、人間関係の不満はあるかと思いますが、面接でそのまま不満を口にしてしまうと企業側からは懸念点を抱かれます。

なぜなら、人間関係の悩みは「どんな職場でも必ずついてくるもので、仮に会社に入社しても同じような環境になった時に、また同じく辞めてしまうのではないか」と感じるからです。

仮に上司や同僚がひどい方だとしても第三者には人間関係を理解してもらうことはできませんから伝え方には注意しましょう。

◎以下を参考にしてみてください。

<NG例>
「上司や部署の対応が理不尽で、3年間やってきたが我慢の限界なので転職を決意しました。」

<OK例>
「主体性を発揮できる職場でスキルを高めたいからです。現職で3年間、〇〇の業務を行っておりますが、会社には□□な課題があります。私は、△△を取り入れた方がいいと考え、何度か上司に提案したのですが耳を貸してもらえませんでした。そこで新しいことに挑戦できる環境に移りたいと考え転職を決意しました。」

人間関係の不満を転職理由で伝える際は、前向きに伝えることが大事です。

「仕事内容の課題」「ビジョン・キャリアの希望」にフォーカスして伝えるようにしましょう。

ただし、注意が必要で嘘はつかず事実をもとにポジティブな言葉に言い換えるようにしましょう。

– 事例② 残業が多くや給料が少ない

「残業が毎日多すぎる・・・」
「毎日終電で帰っている・・・」
「残業の少ない会社に転職したい・・・」

このように残業への不満を転職理由で伝えると、「そこを気にしているのか」「仕事に対して熱意がないのか」と企業側から評価を落としてしまい、仕事への責任感を疑われます。

その為、その時間はキツいですねと企業側に納得させることが大事です。

伝える場合は、以下を参考にしてみて下さい。

<NG例>
「残業が多く毎日、終電で帰っているんですが、業務に役立つ〇〇スキルを身につけたいと考え転職を希望しております。」

<OK例>
「仕事終了後の〇時間を活用して業務に役立つ〇〇スキルを身につけたいと考えておりますが、現職ではそれが叶わないため転職を希望しております。現在、〇時~〇時まで仕事をしており、個人のお客様とお会いできるのが夕方から夜になる為、数字を上げるには夕方~夜の営業が当たり前になっております。結果、毎日終電で帰っています。将来のビジョンを時間軸で考えた時に、今が転職をするタイミングのベストだと感じております。」

残業を強調したいからといって現在、働いている会社の批判はしないようにポジティブに嘘偽りなく伝えるようにしましょう。

– 事例③ 業績不振による将来の不安

「現職が業績不振で将来に不安があります・・・」
「経営者がワンマンで業績不振です・・・」

あなたは業績不振の会社にいる社員です。
特に営業職であれば売り上げを作るポジションですから業績不振の理由をそのまま採用面接で伝えると、努力が足りてないのではと捉えられます。

伝える際は、以下を参考にしてみて下さい。

<NG例>
「在籍している会社が業績不振で年収も下がり、営業から〇〇部門に異動になるので転職を決意しました。」

<OK例>
「在籍している会社が業績不振で事業も縮小し、営業から〇〇部門に異動になるため転職を決意しました。〇〇の理由から営業を続けたいと考えており、今後は〇〇のような目標があるため、営業職で仕事ができるフィールドを求めております。」

業績悪化による転職理由は自分に非がないと思うかもしれませんが、業績不振の中、あなたは会社に貢献するために努力や行動はしたのかという懸念点を抱かれてしまいます。

今後はどうなっていきたいかを重点に企業側に伝えるようにしましょう。

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3. まとめ

「3つのネガティブな理由」以外にも転職を考える要因はありますが、どのネガティブな転職理由もポジティブに変えることは出来ます。

企業が知りたいのは″未来″ですから、面接でどう伝えるか何を伝えればよいか今一度整理するようにしましょう。

中途採用・転職の面接を突破するための攻略ガイドを1つの記事にまとめたものを是非、ご覧ください。
https://right-b.com/column/tensyoku-mensetsu-guide/

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石川県金沢市出身。1989年生まれ。2018年8月創業。日本M&Aセンターにて5年在籍後、M&A業界に日本一詳しいM&A業界特化の転職エージェント事業を立ち上げる。『組織に属するなら、目の前の上司が未来でしょ。』をコンセプトに、面接後の配属を待つ必要がなく、花形部署への配属を確約した転職支援サービス『3W(サンダボ)』を展開。
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【この記事の作成者】

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岡本幸太(Okamoto Kouta)
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兵庫県尼崎市出身。大学卒業後、数社経験した後にRight Brothersに入社。現在はマーケター兼セールスサポートに従事。
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