Takumi Kojo | 古城 巧 || Zaimo.ai CEO

STRIVEのベンチャーキャピタリスト | VCやスタートアップ(Deep Tech(AI, Blockchain, 量子コンピューター等), MaaS, SaaS, 物流等B2B)中心に発信。慶應理工(修士)→バークレイズ証券(株式調査部)→ローランドベルガー→現職

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  • Zaimo.ai de 経営管理

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    Excel事業計画の作り方や経営管理のTipsを纏めていきます。

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    VCファンド「STRIVE」の公式noteです。

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Excel事業計画の作り方 | 概要編

こんにちは、”経営を自由で創造的に”したい、AI経営管理SaaS「Zaimo.ai」 CEOの古城(こじょう、@kojotaku29)です。 先日、簡単に詳細なExcel事業計画の作成や予実管理が実施できるAI経営管理SaaS「Zaimo․ai」【24年6月中に利用開始で3か月間無料】をリリースしましたが、本noteではそもそもExcel事業計画って何?どういうフォーマットがいいの?どう作るの?の概要を纏めました。 1. 本noteの主な対象者主にスタートアップ(Seed

    • AI経営管理SaaS「Zaimo.ai」でExcel事業計画を詳細・簡単につくる

      こんにちは、”経営を自由で創造的に”したい、Zaimo.ai CEOの古城(こじょう、X: @kojotaku29、Linkedin)です。本日、1stプロダクトとして誰でもExcel事業計画を簡単・詳細につくれるAI経営管理SaaS「Zaimo.ai」のβ版をリリースしました! 皆さん、新規事業の検討やファイナンス、予実管理などで必要になるExcel事業計画を作ったり修正したりするの、大変ではないでしょうか?特に事業戦略(マルチプロダクトやセグメンテーション etc)やビジ

      • 空飛ぶクルマプレイヤーの最新動向

        こんにちは、STRIVEの古城です。2020年頃から、空飛ぶクルマのニュースを見かける機会が増えたと思います。実際、世界各国のスタートアップが空飛ぶクルマの社会実装・サービスローンチに向けて機体開発を加速させたり、事業構想を打ち出したり、大規模な資金調達を実施したりしております。今回、インターンの鶴原啓君に、空飛ぶクルマを開発する海外メジャープレイヤーの概要と最新動向を纏めてもらいました! こんにちは、インターンの鶴原です。空飛ぶクルマには電動駆動(主に電動垂直離陸機(eV

        • 戦略コンサルが考えるDXとDX時代におけるスタートアップの戦い方;ローランド・ベルガー福田稔氏×STRIVE古城

          こんにちは、ベンチャーキャピタルSTRIVEの古城です。最近、毎日のようにデジタルトランスフォーメーション(DX)というワードをニュースやSNSなどで見かけますね。個人的にも注目しているテーマで、DXに深く関与できるスタートアップに積極的に投資していきたい次第です。産業のDXは、スタートアップ単体では厳しい部分もあり、大手企業との協力が必要なケースも多数存在します。そのため、スタートアップにとって大手企業の考え方を理解することは、DXを推進する上でとても大事です。そんな中、コ

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          上場企業分析①キーエンス ~営業利益率50%超と高成長継続の秘密~

          こんにちは、ベンチャーキャピタルSTRIVEの古城です。スタートアップの戦い方を考える上で、強い上場企業の戦略はとても参考になり、学びが多いです。そこで今回、圧倒的な収益力・成長性を誇るキーエンスの強さの秘密は何か?を分析してみました。キーエンスは売上5,518億円のメーカーでありながら営業利益率50%超と驚異的に収益性が高く、時価総額では約10.7兆円(8月26日時点)で日本3位の会社です。キーエンスと言えば営業力やファブレスなどが話題になりやすいですが、今回は企業理念や人

          上場企業分析①キーエンス ~営業利益率50%超と高成長継続の秘密~

          DXの全体像をつかもう

           こんにちは、ベンチャーキャピタルSTRIVEの古城です。デジタルトランスフォーメーション(DX)というワード、最近ニュースやTwitterのTLで毎日目にしますね。DXって何?といわれると、アナログ⇒デジタル化、業務オペレーションの最適化、AIやロボットでの最適化・自動化、アジリティ(アジャイル的)etc、様々な角度からの答えがあり、全体像の把握が難しいテーマだと思います。DXは奥が深く、無限に議論できるテーマ(笑)な気もしていますが、今回は全体像をつかむことを目的に、以下

          海外SaaSを調べるSaaS note始めました with ①Zoom

          こんにちは、STRIVEの古城です。SaaSって本当に奥が深くて面白いですよね。これまでなんとなくの理解だった海外SaaS企業に関して、本格的に勉強しようと思い始めた今日この頃ですが、先日のZoomツイートに思ってた以上の反響があったので、"SaaS note"というかたちで海外SaaSの調査内容を継続的に発信していこうと思います!よければ、Twitterやnoteのフォローよろしくお願いいたします! SaaS noteとは?✔ 主に海外SaaS企業の①事業概要、②業績推移

          海外SaaSを調べるSaaS note始めました with ①Zoom

          海外SaaSを調べるSaaS note:②DocuSign

          こんにちは、STRIVEの古城です。SaaS note第2弾はDocuSignです。DocuSignは、コロナ禍でリモートワークの弊害として多く取り沙汰された"印鑑問題"へのソリューション「電子署名サービス」を提供するグローバル主要プレイヤーです。 DocuSign:①企業概要 DocuSign:②業績推移・ドライバー ・業績予想コンセンサス:こちら (補足)公式ブログによると、”実際、米国でドキュサインが普及したのは、電子で届いた契約書の署名箇所に紙の契約と同じように

          海外SaaSを調べるSaaS note:②DocuSign

          コロナで加速するサプライチェーン革命

           2020年5月14日、39の県で緊急事態宣言が解除されることが正式に発表され、古今東西、数多に議論されているWith/Post新型コロナウイルス(以降、コロナ)の世界が本格的に始まりました。半強制的な巣ごもり(外出制限・自粛)やリモートワークなどの経験を経て、人々は生活スタイルを変革させる分水嶺に立っております。今後、リモートワークの定常化(オフィスの在り方の再定義)やEC化率の加速、バーチャル空間の躍進、オンライン診療の普及など、様々な変化が起きることが予想されています。

          コロナで加速するサプライチェーン革命

          Deep Tech投資の全体感と起業家ニーズ

          こんにちは、ベンチャーキャピタルSTRIVEの古城(こじょう)です。 皆さんは、「Deep Tech」という単語を見て何を思い浮かべるでしょうか?AI、量子コンピューター、バイオ…と色々想起されると思います。この「Deep Tech」に関して、Boston Consulting Group(BCG)とHello Tomorrowのレポートが網羅的に整理されていてわかりやすかったので、今回、簡単に内容をご紹介しようと思います。 <まとめ(抜粋)> ●Deep Tech イノベ

          Deep Tech投資の全体感と起業家ニーズ

          日本の主要MaaS(マルチモーダル)5社のざっくり纏め

          マルチモーダルMaaS※1のトップランナーであるフィンランドのwhim(Global MaaS社)が、19年12月に本格的に日本進出することを発表※2しました。これで海外メジャーのwhimと独Moovel(Reach Now社、ダイムラーとBMWのJV)が日本に揃い、日本でもシームレスな移動体験が身近になる予感がしてきました。これを記念して?、国内でマルチモーダルMaaSを展開している主要プレイヤーをざっくり纏めてみました(纏めというよりリンク集。笑)。 ※1 マルチモーダ

          日本の主要MaaS(マルチモーダル)5社のざっくり纏め

          どのベンチャーキャピタルに相談するか困ったときの3つの視点

          「〇〇キャピタル、△△ファンド、□□ベンチャーズ…ベンチャーキャピタルっていっぱいあるけど何が違うの? 」  ベンチャーキャピタルSTRIVEの古城(こじょう)です。冒頭のような疑問をお持ちの方、多いのではないでしょうか?私はそうでした。笑  本Noteでは起業家の方々がベンチャーキャピタル(VC)に事業の壁打ちや資金調達などで相談したいとき、どういった視点で相談するVCを決めればよいのかについて簡単に纏めました。  <サマリー> ●起業家がVCを見る上で重要な3つの視

          どのベンチャーキャピタルに相談するか困ったときの3つの視点

          注目SaaS企業のバリエーション一覧(国内、19/7/25)

           Sansanが上場してから1ヵ月ほど経ちましたので、過去3年でIPOしたSaaS企業のバリュエーションを再調査してみました(参考:前回(19/3/27)の調査)。前回の調査同様、SaaS企業においては、上場企業でもPERではなく、売上ベースのPSR(時価総額÷売上予想=ARRマルチプル)で評価(※)されており、売上高成長率とマルチプル倍率に一定の相関がありそうです。 ※上場企業はPER(時価総額÷当期利益)で評価される場合が多い <ハイライト> ●PSR10倍超の評価には

          注目SaaS企業のバリエーション一覧(国内、19/7/25)

          ベンチャーキャピタリストとは?を言語化してみた

          ベンチャーキャピタリストって何だろう?  初めまして、ベンチャーキャピタルSTRIVEの古城です。ベンチャーキャピタル(VC)業界に入ってからあっという間に1.5か月が経ちました。この間に、デューデリジェンス※やピッチイベント、スタートアップ・VC交流会、勉強会など様々なイベントに参画させていただきました。そんな中で、ベンチャーキャピタリスト(以下、キャピタリスト)とは?をよく考えていたので、簡単に言語化してみました(答えが出ていないものも含まれます)。 ※投資を行うにあた

          ベンチャーキャピタリストとは?を言語化してみた