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宝在心 No.2379


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上杉謙信公 家訓16ヶ条

一、心に物なき時は心広く体泰(やすらか)なり

一、心に我儘なき時は愛敬失わず

一、心に欲なき時は義理を行う

一、心に私なき時は疑うことなし

一、心に驕りなき時は人を教う

一、心に誤りなき時は人を畏れず

一、心に邪見なき時は人を育つる

一、心に貪りなき時は人に諂(へつら)うことなし

一、心に怒りなき時は言葉和らかなり

一、心に堪忍ある時は事を調う

一、心に曇りなき時は心静かなり

一、心に勇みある時は悔やむことなし

一、心賤しからざる時は願い好まず

一、心に孝行ある時は忠節厚し

一、心に自慢なき時は人の善を知り

一、心に迷いなき時は人を咎めず

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上杉謙信公が残した家訓で、山形県の上杉神社にこの言葉が刻まれた碑があるそうです。


一つ一つを逆に読んでいけば、なりたい自分になるためには、

心をどういう状態にしておけば良いのかが見えて来るでしょう。

すなわち、

愛嬌を持っていたければ、我がままな心を持たないこと。

悔みたくなければ、気力を高めておくこと。

他人の善い所を知りたければ、自分が自分がという我を捨てること。


心を整えることが大事ですね。


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