何かしてあげようと気負わなくていい

「対人援助」と聞くと、プロフェッショナルとして何か特別なことをしなければ、とつい気負ってしまいがちです。
わたし自身、対人援助職一年目のときは気負い過ぎてしまい、気持ちだけが空回り、といったことばかりでした。
きっと、何か相手の役に立つことをして問題を解決しなければ、という思いが先行してしまっていたのだと思います。

もちろん、相手の役に立たなきゃ意味はないのですが、特別に何かしてあげなくても相手の役には立てるものです。
どうしてでしょう?

それは、相手はあなたに何かしてほしいのではなく、まず自分の話を聞いてほしいと思っているからです。
ですから、あなたは相手の困っていることをただ聞いてあげてください。
それだけで、相手は満足感を得られます。

問題を解決するのはそのあとで十分です。
まずは何もせず相手の話を聞くこと。それでOKなんです

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