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新卒IoTエンジニア、入社して1年くらいを振り返る🤔

病気療養をへて大学院をやめて、就職して1年3ヶ月ほど経ちました。
インターンシップ、アルバイトを経てものづくりをしている会社に入社しました。ベンチャー企業です。

新卒入社かと問われると、「卒」の部分が曖昧です。それはさておきはじめて社会に出て、記念すべき1年ちょっとをふりかえります。具体的には、どんな業務に取り組んだか、働く上で改善したほうが良さそうだと感じたこと、普段から精神をたもつ上で大事にしていることについて、超雑記を書き残します。

ものづくりの総合格闘技

業務ではIoT(Internet  of Things)に関わるものづくりをメインに携わっていました。見積もりや要件定義、開発、検証までまるっと一通り経験しました。

IoTとは

従来インターネットに接続されていなかった様々なモノ(センサー機器、駆動装置(アクチュエーター)、住宅・建物、車、家電製品、電子機器など)が、ネットワークを通じてサーバーやクラウドサービスに接続され、相互に情報交換をする仕組み - 引用:aws IoTとは?

のことをさします。

説明から読み取れるようにハードウェア、ソフトウェアの設計の両方が必要になります。そして、ハードウェア、ソフトウェアの中から細分化していきます。そういったことからIoTは「ものづくりの総合格闘技」と言われることがあります。

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さすがに少人数で開発をすすめるので担当領域は分担しますが、複数領域を掛け持ちすることがありました。電気回路や通信、プログラムといった全体感を把握しておくこと必要です。顧客の方と対話していく中で課題を見つけ、求められている性能や機能の実現可否の落とし所を探していくことになるからです。

顧客や営業の方、全員が技術に詳しいわけではありません。なのでエンジニアはつくるだけでなく、先回りして技術を把握し、リードしていく必要性を痛感しました。

社内でどう立ち回るか

コミュニケーションの仕方には課題感を感じました。
0から100まで伝えることも理解することも難しい。

「会話の粒度をコントロールすると良いよ」と注意されました。

あと「報連相」とよくいいわれますが、「解動早」を取り入れたほうが良さそう。社内で、おすすめされていた下記の本に書かれていました。

解:解っていただく
動:動いていただく
早:できるだけ早いアクションを取っていただく
ー引用:外資コンサルの基礎力「ドキュメント・コミュニケーション」は、業務効率化の必須スキル

ある問題を解決するためにものづくりを行っているので、エンジニアや営業の方、ひいては顧客の方に、直面した問題やその解決法を理解していただいて、要件を修正したり納期を延ばしてもらったりとアクションを取って頂く必要があります。その際、「報連相」だけでは不足していると感じることがありました。

また自分について知ってもらうこと、アピールすることが重要そうです。
こういうことができるのだ、ということが伝われば得意分野で仕事をふってもらえるからです。日報や社内LT(Lightning Talk、短い発表)で積極的に発信すると良さそう。私の場合、noteで文章書いているのでその点評価してもらえました。

とはいえ、例えばLT発表ではプライベートのことだとどこまで自己開示しようか毎回悩みます。

普段からものづくりにふれる

機械、電子電気、制御、通信工学といったコアとなる基礎技術は大きく変化しないかもしれません。

ただ技術の流行り廃りはあるので、普段から追いかけておいかけておくことが必須です。また、この技術とこの技術を組み合わせれば最速で最小構成のプロトタイプができそうだ、といった見立ては普段から技術にふれてものづくりをしていないと身につきづらい。

なので、趣味と業務のものづくりの橋渡しをするイメージで普段からゆるふうわなものづくりに取り組んでいきたいものです。

そして取り組んだ結果を発信することも、触れた技術をより理解する上で重要だと考えます。発信する過程で触れた技術への理解がより進むことがあります。

例えば、技術同人誌を書いたこともあります。
これも発信する一つの手段です。

なにはともあれ、今後生き残るために普段からものづくりにふれることが重要です。

平静をたもつための習慣

仕事では人との関わりから予想以上に疲弊することがわかりました。
なので仕事以外の時間は自分をゆるし、平静を維持できるような習慣もしくは行動を心がけています。下記の事を習慣にしています。

毎週日曜は銭湯にはいる
温水、冷水を交互にはいる温冷交代浴をとりいれています。
自律神経を整えたり疲労回復するなどの効果があります。
とても気持ち良く、月曜からまた頑張るか、という気持ちになります。
風呂上がりに、銭湯で販売されているクラフトビールで一杯呑むまでがルーティンです。

23時までには寝て、5時起きする
自分が心地よいと感じる生活リズムを続けています。
夜ふかしに弱く、早起きすることが得意です。なので夜は無理せず5時起きしています。早朝のほうが、何かと集中できます。

興味もったことは我慢しない
本や食べ物、場所、なんでも良いですが一瞬でも興味もったことは深堀りして調べてみたり体験してみたりすること心掛けています。興味を持った状態を我慢してしまうと後悔してネガティブな気持ちになるので、そういったことを避けるようにしています。

例えば、普段の食生活は魚中心なので、スーパーマケットに食べたことない見たことのない魚があるとついつい買って食べます。

こうして日々のちょっとした好奇心を満たしていくと、とてもポジティブな気持ちになります。

社会をサバイブする

ベンチャー企業だからこそ、開発だけでなく顧客の方とのミーティングやワークショップ講師、企業のnoteの執筆と、いろいろ携わることができました。血となり肉となって、今後の糧になるでしょう。

負荷がかかっていると感じることもありましたが、1年が過ぎました。
今後、どのようなことが待ち受けているかわかりませんが、社会をエンジニアとしてサバイブしていきたいと思います。


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