あなたの好きな言葉は何ですか?
世の中には日本語に限らず多くの言葉が存在しています。
そんな無数に言語があり
仮に同じ日本語であっても
伝え方が人によって異なったりもします。
例えば上司が部下に仕事を頼む際には
下記のような言い方があります。
「これやってくれる?」
「やっておいて」
「早くやれ」
「私これやらなきゃいけないからこれやってくれる?」
「急ぎじゃないけどやっておいて」
仮に同じ意味であっても
伝える立場、伝える場所、状況、その時の気分
色々なものの影響を受け出てくる言葉が異なります。
聞き手も同じように
誰から、どこで、どんな状況で聞くのかによっても
耳に入った言葉と頭で理解した言葉が異なると思います。
私が好きな言葉はいくつかありますが、
今までで一番影響が強かった言葉を紹介しようと思います。
To build a future, you have to know the past.
(未来を築くためには、過去を知らねばならない)
この言葉は『アンネの日記』で有名な
アンネ・フランクの父オットー・フランクが残した言葉です。
ヒトラー率いるナチスドイツにより虐殺されたユダヤ人である
アンネ・フランクは世界的に有名かと思います。
オットー・フランクは妻と娘2人をこの大量虐殺で失いました。
そんな彼が残した言葉なのです。
学校の先生が「歴史を学ぶことは大切だよ」
と言うよりよっぽど説得力があります。
彼はナチスドイツによるユダヤ人の大量虐殺を
後世にしっかりと残したかったのです。
私はこの言葉を知って衝撃を受けました。
私はこの言葉をオランダにある
アンネの家に実際に行った際に
家の中の壁に記載されていたものを見ました。
アンネ・フランクをはじめとする
多くのユダヤ人が虐殺されたという歴史的な事実を
実際に彼女が隠れていた隠れ家で知ることができました。
まずこの環境が言葉に重さを更に加えました。
私はこの言葉を知ってから
歴史を学ぶ意欲が上がり、
関連する多くの本を読みました。
言葉ひとつがここまで大きい影響力となったのです。
ぜひみなさんの好きな言葉も教えてください。
どうして好きになったか、という背景もあると嬉しいです。
私が好きな言葉は他にもありますので、
また別の機会に書こうと思います。
ではまた明日。
Taku
最後まで読んでくださりありがとうございます。皆様からのお気持ちが私の励みになります。