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なにになりたいかって聞かない

昨日の最後に続きは明日って、読んでくれた人から書くのめんどくさくなったからそんな終わらせ方にしたんだろって言われたんだけど。

それはひどい。別にちょっとそんなふうに思ったとしても口に出してわざわざ伝えなくたっていいじゃないですかねえ。昨日のはいいところで終わってたと思いますが。

そうだよな。僕って褒めて伸びるタイプじゃないですか〜口は悪いけど地頭の良さが文面からにじみでていたとかって褒めてくれればやる気がでたのにがっかり。

その「わたしって・・・じゃないですか〜」って微妙に古くてバカっぽいからやめてください。あなたのタイプだとかどうだっていいし、がっかりってくちで言ってるだけでぜんぜんがっかりしてないでしょ。わざとらしいんですよ。

ばれたか。まあめんどくさくなって書くのやめたのは事実だからしょうがないか。

何言ってんのかもうよく分からないから、もう続き話しましょう。

おれがイモ食ってお前のケツから屁がでるかって話だったよな。

違います。

うんこしたら手を洗いましょうって話だったっけ。

違います。将来何になりたいのかって質問は、ケツふいてからうんこするようなもんで順序が間違ってるとかってとこで昨日終わってるんです。

そうだったな。何になりたいかって聞くってことは、そもそもなんか職業ってものがいくつか既に用意されていることが前提で、何になりたいかって聞かれた方は用意されている職業のどれかに自分を当てはめるってことになるよな。終身雇用制度なんてもうやってらんねえよって大企業のトップが言い出すこの時代に、そんな人生観でやっていけますかっていう話だな。

なんか口悪いけど人生語っちゃうんですね。

今ある職業の多くがAIによって代替されて、これまであった仕事だったり職業がなくなっていく先行きが不透明なこの時代に、そんなふわふわしたこと子供に言わせていていいんですかって話だな。

確かにそうですね。

いまある仕事ってもう数年後には大部分がなくなってるかもしれない。それが今の時点で既にわかってるのに、いまある仕事を前提にして何になりたいかって聞いてもしょうがないだろ。

まあそうかもしれませんけど、じゃあどうしろっていうんですか?

まずは、そもそも人生ってのがどんなものなのかっていう考え方から見直さないとなあ。職業ってものが最初から用意されているってのがもう成り立たない。職業って枠があってその枠に自分を当てはめていくってのが人生ってことになっててこれまではそれが成り立っていた。それが人の生きる道ってことになってた。その道から外れないように一生懸命まわりに合わせてがんばって、まわりにあわせるのもがんばるのも自分の意志でやってるように自分で思い込んでさらにがんばる。そうしていることに自分で気がついていない、完全にその道に適応しきった人が、気がついてみたら組織のために保身のために不正と隠蔽に手を染める。おれの人生っていったいなんだったんだ?って証人喚問されてはじめて疑問に思う。
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続きは明日。

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