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「噛む」ことによる健康効果

こんにちは!takuです!

今回は「噛むとコメカミを刺激して脳が活性化することを書いて欲しい」とリクエスト頂いたので書いてまとめてみました!

ぜひ、一緒に確認していきましょう!!


まず噛むという動作は、食べ物を口に入れて咀嚼する事をいいます。  

  

それでは何故噛むと脳が活性化するか?  

  

実は口の中は髪の毛が一本紛れ込んだだけでも分かるほど鋭敏な感覚を持っています。そのためよく噛んで食事をとると、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚という5感の情報が脳に送られ、脳の感覚系と運動系の間でさまざまな情報が飛び交い、同時に脳のあらゆる部位を活性化させるからなのです!

また咀嚼をした時には脳の大脳皮質(脳の表面部)の感覚野、運動野、小脳、視床が最も顕著に活性化します!               

よく噛んで食事をすることにより、食感や歯と歯が接する感覚、味覚などの情報が視床を介して大脳皮質の感覚野に届けられます。

その情報が運動をコントロールする大脳皮質の運動野、小脳を活性化し舌や頬を噛むことなく咀嚼運動が行われるという仕組みになっています!

つまり噛む事によって咀嚼するための筋肉を動かすことは、そのまま脳の神経を刺激し、脳に情報を送る事になるのです!


これが「噛む事により脳が活性化する」メカニズムです!


次に噛む事による健康効果をお話しします!

・認知力の向上

噛む事によって、前頭前野が活性化します!  この前頭前野はコミュニケーション、感情の制御、記憶のコントロール、意思決定など高度な働きを担っている場所です!

・記憶力の強化

噛む事で脳の中心に近い場所にある「海馬」が刺激されます。海馬は〈記憶の司令塔〉と言われる重要な部分になります。また位置や場所、方向などを把握する空間認知力もあります。     そのため噛む事によって海馬を活性化し記憶力の強化になります。

・ストレス、不快感の軽減

脳には扁桃体と呼ばれる、視覚や聴覚などの5感から入った刺激が快か不快かを判別する部位があり、噛む事によって扁桃体の活動が抑えられ、不快という信号が大脳に送られにくくなるためストレスを感じにくくなります。

・幸福感の増加

心の安定に欠かせない「セロトニン」という脳内物質が咀嚼によって増加します。このセロトニンの分泌量が減少すると、不安になったり落ち込みやすくなったりするほか目覚めが悪くなり、集中力も低下します。

そのセロトニンは一定のリズムで同じ動きを繰り返す「リズム運動」を行うと活性化するため、物を噛む咀嚼運動は最も手軽なリズム運動になるという事です。 


どうですか?


噛むという行動は一番身近な健康効果のある運動というのがわかりますね!!

また高齢者の方など歯がほとんどなくても入れ歯をしている人は入れ歯をしてない人より認知症のリスクが低いという報告もあるみたいです!

スポーツ選手、例えばメジャーリーグの選手もよくクチャクチャとガムを噛んでいますが理由がわかりますね!クチャクチャ噛むのは行儀悪いですが 笑


今回は以上になります!

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