【ブックレビュー】人は話し方が9割
どうも、Wasaです。
今回読んだ(聴いた)本はこちら。
「人は話し方が9割」
著者:永松 茂久
皆さんは、自分の話し方について意識したことありますかね?
SNSで他の人の発言や、誰かと話しているときの相手の話し方や発言というのはけっこう気になる人は多いと思います。
でも、自分が相手に伝えるときにどうだったのか。
自分は普段人に対してどういう話し方をしているんだろうか。
こういうのってあんまり日常の中では意識するのって難しいですよね。
話すときの声のトーン。
相手の話の聞き方。
自分の言葉の伝え方。
そういう仕事をしている、とかであれば考える機会も多いと思うけど。
自分がこうしたい。
自分の話を聞いてほしい。
こういう自分の思い、感情が先行しちゃうことってけっこうあるんじゃないかなーと。
自分もあまりそういうのが得意ではないし、そもそも人との会話自体に苦手意識みたいなものがあって。
あと、たとえばそこまで深い関係でもない人と一定時間過ごさなきゃいけない場面があったとして。
そういうときって、変な無言の時間とかあるとけっこう居心地悪くなっちゃうって人もいると思うんですけど。
僕、それがあんまり気にならなくて。
なんというか興味がなければあんまり自分から話もしないしそういう空気でも別にいいかなーって思っちゃうんですよね。
でも、仕事だったりあとは単純に大人としてそれじゃーいかんなとも思っていて。
そんな中、この本を読むとけっこう勉強になる部分がたくさんありました。
書いてある内容としては、言われてみればまぁそれはそうだよね。っていうことではあるんだけど。
でも、普段からそういった部分を意識して話せているか、と問われると全てに首を縦にふることはできないなーと。
そういった当たり前だけど大事なことが、著者の体験談も交えてとてもわかりやすく本が苦手な人でも非常に読みやすいテイストで書かれていました。
会話が苦手な人にありがちなのが、自分が何かを話さなきゃ!っていうムーブ。
でも、大事なのはいかに相手に話をさせるか、ということが書いてあります。
人は誰もが自分に対して興味を持っています。
誰しも本人にとっては自分が主人公なのです。
つまり、会話する相手にとっては相手が主人公。
なので、とにかくまずは聞き役に徹することを意識することで今までとは違う会話の流れを感じることができるんじゃないかなと思います。
そこで、この本には相槌の大切さやその打ち方。
別に話芸のプロや芸人ではないので、喋りそのものがうまくある必要はなくて、いかに自分の相槌や話の聞き方に感情をのせられるか、みたいなことが書かれています。
そうして、関係値を築いて相手の話を聞ける土台ができれば自然と自分の話も聞いてもらえたりもするんじゃないかなって思います。
あと、この作品の中で一番自分に刺さった言葉としては
「話し方は心の姿勢」
という言葉がとても納得した一文でした。
話し方、伝え方を考えるということはその相手に対してどういう姿勢、見方を変えればどういった服装で相対するのか、というところとも通ずる部分があるんじゃないかなと。
そういう意識を持つことで、より人間関係を広げることもできると思います。
これは自分の体験からですが、結局仕事でも何でも大切なのは人間関係だと思います。
自身が様々なことに対して努力することは当然として、そこから先の道が広がっていくかどうかはそういった人間関係を広げていけるか、チャンスやめぐり逢いの回数を増やせるか、に尽きるんじゃないかなと。
そのための第一歩として、話し方を見直すというきっかけとして、この本を読んでみるのもありかもしれません。
興味のある方はぜひ一度手にしてみてください。
読んだよって方はもしよければ感想についてお話出来たらうれしいです。
ではまた。
Wasa