【ゼロから始める移動販売入門⑤】いよいよ本題。ド素人のバカでもできた営業許可の取得方法。値段や必要な書類
『もう帰って下さい！』
以前少し書きましたが、保健所でのファーストコンタクト
初日に担当の方から言われた一言です
マジ焦りました！
学生の頃、生徒指導の先生に怒られた時と同じぐらいビビりました
何度も何度もしつこく聞いた自分も悪いのですが
本当に解らなかったんです、ゴメンなさい
えっそんなに難しいの？
そう思ったあなた、心配無用です
今はめちゃくちゃ楽になりましたし
ド素人の自分でもちゃんと許可は取れました、ひとりでできたもん！
今は書類が本当に解りやすく
申請方法以外にも、地域によっては
業種の区分や営業許可の範囲、金額的にも安くなった場所があります
この件に関しては、長年自分が訴えていた事も大きく関係しています
恐らく日本で唯一、長年に渡り移動販売の営業区域
そして、申請書類の簡略化を訴え
当初は話しすら聞いて貰えず、それでも各所の保健所へ訴え続け
ようやく保健所長と直接話す機会が与えられ。その後、知事にまで声がしっかり届き
まずは県内で、要望通り改正
県の次は国という事で、予定通り内閣府へ訴え
内閣府規制改革推進室・参事官補佐の方から連絡があり
再度緩和をお願いし、2021年６月に改正されました
この件に関しては、様々な書籍を買い資料を集め、物凄く勉強しましたし
年単位で戦略を立てて実行したので、また次の機会に書かせて頂きます
では、今現在必要な資格
■食品営業許可証
■食品衛生責任者
この２つが必須。それと、地域ごとの
■食品衛生協会費
そして保険
■食品営業賠償共済など
たまに、調理師免許って必要なの？って聞く方が居ますが
無くても大丈夫
食品営業許可証の許可手数料は、前回も書きましたが
自分の管轄では
■新規 18000円
■更新 14400円
次の更新は5年後なので、5年間有効
ちなみに、詳細はまたデータと共に書きますが
移動販売で、引き続き更新をする業者は3分の1も居ません
食品衛生協会費は自分の市では5年で 1500円
食品営業賠償共済(任意)は年間 14700円
”食品営業許可証の許可手数料”と”食品衛生協会費”は自治体と支部によってかなり違うので、要確認です！
それでは、申請用紙には具体的にナニを書くのかというと
まずは基本情報、住所や屋号
そして、大まかですが 構造・素材・設備の詳細と寸法
これは、保健所にて説明を受けながら記入できるので
それ程苦労はしません
そして、車内(調理場・営業設備)の配置図(平面図)
全体の寸法と調理器具・調理台・洗面台・食材や資材の保管場所
これらの大きさと配置が書いてあれば大丈夫
仕切りや防虫に関しては特に厳しいので注意
当然、実車と比べるので。図面との乖離が激しいと通りません
あと、コロナの影響もあると思いますが
調理場や手洗い用蛇口のコックは、直接手が触れずに使用できないといけないので要注意
■食品衛生責任者に関しては、営業許可の申請時に講習の手続きをして貰えると思うので
管轄ごとの講習を受ければ大丈夫
■当然ですが、販売車輛の車検証(コピー)も必要
※以前、大阪で許可を取ろうとした時ですが
出店先と調理＆加工をする場所を記入する欄があり
静岡でも出店先を記入する欄がありました
地域外からの出店だからなのかは解りませんが、もしかしたら確認が必要かもしれません
あと、当たり前ですが。保健所に車輛を持ち込み、担当の方がじっくり見ますので
あまりにも酷い外観や走行に支障がでるような車輛ですと、営業許可以前に車輛に対してナニかあるかもしれません
かなり長くなりましたが、現場では丁寧に教えてくれます
そして、調べればイロイロと情報は出てきます
ですが、配置図に関しては様々な車輛があるので
一概にコレが”正解”というのは無く、おまけに担当によって違いも出ます
たとえ何度も何度も行く事になったとしても
その都度丁寧に聞き直し、真摯な態度で接しながら
無事に営業許可を得られる事を願っています
何かこの件に関して質問があれば気軽にコメントを下さい
全く関係のない事など、全てにお答えできる訳ではありませんが
お答えできる範囲内でお返事させて頂きます。
前回の記事は ↓ こちら
🍴【ひとりでできるもん！ゼロから始める移動販売入門④】移動販売は【０・１・１０・１００】 のヒャク ｜たこハシロウ【日本で一番長く深く移動販売を愛する男】 (note.com)
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