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品質点検の観点に3Hを活用しよう!
■ 3Hとは
「3H」をご存知の方は多いと思います。3Hとは人間の作業ミスが起こりやすい状況のことです。要するにヒューマンエラーを起こしやすい状況です。
はじめて・・・初めてやる
作業変更・・・変更された作業
久しぶり・・・久しぶりにやる作業
■ 3Hをもとに予防措置を考える
この観点で予防措置を考えると非常に考えやすくなります。私は以下のタイミングで考えるようにしています。
・プロジェクト計画時
・振り返り時
プロジェクト計画時は作業ミスを予防するためです。このタイミングで検討されている方は多いと思います。私がプッシュしたいのは「振り返り時」です。
なぜなら、最初から全ての予防措置を洗い出せるわけがないためです。振り返りの時に実施することで3Hを定期的に考えるようになります。
振り返りのタイミングはいつでも良いです。工程遷移時とか、月に一回とか、週に一回とか、毎日とか、プロジェクト特性に合わせたもので良いです。そこに「3H」の観点で振り返りをしてみてください。「あの作業、初めてだったけど本当に抜け漏れ無かったかな?」のように気付きが生まれます。
■ 品質強化の観点としても活用可能
「品質に漠然とした不安があってモヤモヤする」というときにも、3Hを観点に考えてみてください。私の経験上、意外とモヤモヤが取れて不安がハッキリしてきます。
「3H」の観点での再点検はいつでも簡単に使えますし、誰でも使うことができます。ソフトウェア開発以外でももちろん使えますので、作業ミスの防止や、作業品質の観点に入れてみてはいかがでしょうか。
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