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しろいのみもの

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日本酒とか、焼酎とか、水とか、ジンとか。正確には、とうめいなのみもの。
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日本酒2019

日本酒2019

2019年に飲んだ日本酒。
結構いろいろ飲んだ(当社比)。

 

●秋田 金紋秋田酒造 X3 三倍麹仕込み純米酒
●秋田 金紋秋田酒造 熟成古酒 山吹ゴールド
●秋田 齋彌酒造 雪の茅舎 奥伝山廃
●宮城 萩野酒造 萩の鶴
●福島 大七 生酛純米
●福島 宮泉名醸 寫樂
●栃木 熟露枯 山廃純吟 洞窟熟成
●千葉 本醸 木戸泉
●千葉 木戸泉 純米生AFS
●新潟 菊水酒造 無冠帝 吟醸生詰

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やっと出会えたデイリー・サケ

やっと出会えたデイリー・サケ

ついこないだ、やっと出会えたんだ。
毎日呑む、普段呑む、特別でない酒に。

 

黒松剣菱。

 

たいていどこのスーパーにも、当たり前のようにおいてある剣菱。一升瓶で2000円しない、ごく普通の(と思われがちな)安い酒。

その剣菱の、ほんのちょっとだけ、良いやつ。
良いっていったって、これだって一升瓶で2000円くらい。大して変わらない。

 

酒は大好きだが酒に弱く、量を呑めないオレにと

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ならべてたのしむ(2)幻の瀧 純米吟醸とタプロース樽詰熟成限定純米吟醸原酒

ならべてたのしむ(2)幻の瀧 純米吟醸とタプロース樽詰熟成限定純米吟醸原酒

ならべてたのしむシリーズ第2弾。

ビールと、そのビールに所縁のある他の飲み物を、揃えて並べて飲み比べて、混ぜてみたりもして楽しんでみよう、という試み。

しかし! その2回目は、ビールではなく日本酒!
「幻の瀧 純米吟醸」の普通のと、ウイスキー樽で熟成した「幻の瀧 タプロース樽詰熟成 限定純米吟醸原酒」である。

皇国晴酒造 幻の瀧 純米吟醸富山県は黒部の皇国晴(みくにばれ)酒造、その看板銘柄で

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裏ラベルをよく見てみよう(1)日本酒とそのなかま

裏ラベルをよく見てみよう(1)日本酒とそのなかま

お酒の裏ラベルをよく見てみようシリーズ。
第1回目は、日本酒と、そのなかまたちである。

日本酒の裏ラベルの例

良いお酒かどうか、味わいはどうか、の、それ以前に、そもそもマトモ(*1)な日本酒なのかを裏ラベルから読み取りたい。
なんてことを、しばしば気にして見ているポイントを書いてみようと思う。
(*1)「マトモ」の基準は個人差があります。

(1)種別裏ラベルに「日本酒」「清酒」と書かれていた

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Joker (BOURBON BARREL)

Joker (BOURBON BARREL)

おかしなものをてにいれた。

山口の村重酒造、Joker (BOURBON BARREL)、ABV30%。

精米歩合70%の純米酒(金冠黒松なのかな?)に醸造アルコールを加え、バーボン・バレルで熟成。

とんでもねえもの造りやがったな。

生一本

生一本

やめときゃいいのに、日本酒について、また書きます。

「生一本(きいっぽん)」
とは、日本酒におけるシングルモルトとも言うべきもの。
清酒の製法品質表示基準で「単一の製造場のみで醸造した純米酒である場合」にのみ表示できる。

ん? 「単一の製造場のみで醸造した純米酒である場合」って、日本酒醸造では普通のことじゃないの?
なんの根拠もなく、印象だけでそれが普通だと思っていました。が。




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日ノ本ノ酒

日ノ本ノ酒

先日テキトーに放り出した「日の本の酒」に列挙したワードについて、少し書いてみようと思いました。
が、あまり深く掘りたくはない。コワイだからだ。

なお検証は雑なので鵜呑みは禁止だ。
情報が古いということもありうるので、興味を持たれた際は、各自検証されたし。

桶買い他の酒蔵が造った酒を桶ごと買うこと。
買った酒をボトリングすることで、自蔵で醸造したものでなくとも自醸とみなされる。酒税法における集約

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日の本の酒

日の本の酒

桶買いとか、白糠糖化液とか、特約店制度とか、ゾンビ免許とか、普通酒とか。

コワイ。コワイすぎる。



日本酒に詳しい人にとってはごく基本的なことであり大袈裟に騒ぎ立てるようなことではないのかもしれないが、十数年来ニワカのままだったオレが今さらのごとくあれこれ中途半端に知り、その仄暗く生暖かい大都会の忘れ去られた暗渠めいた闇とも言えぬ薄暗がりに言い様のない不気味さを感じたことは、どこかに書き

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こんなにマスが光っている。マスは光りますか? おかしいと思いませんか? あなた

https://www.makuake.com/project/hikarimasu/

光る枡、光枡 HIKARIMASU
これ欲しい!
サイバーパンク!

焼酎のバレルエイジング。日本酒も。

焼酎のバレルエイジング。日本酒も。

焼酎をバレルエイジングするのが流行っているようだ。
これもクラフト焼酎の一側面であろうか。

従来、焼酎の熟成(長期貯蔵)は甕(瓶)によって行われている。謂わばカメ・エイジングである。
しかし近頃では、ウイスキーブームに肖ろうてか、焼酎をホワイトオークやアメリカンオークのファーストフィル、シェリーやバーボンのセカンドフィルでエイジングするのも珍しくない。

試したもの少ないが、試したことのあるもの

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