幸せとは何か?を息子(4歳)に教えてもらった話
息子を寝かしつけていたときのこと
僕「毎日幸せ?」
息子「うん」
僕「どうして?」
息子「毎日ママとパパがいるから」
僕「いるだけで幸せなんだ」
息子「うん。もしも、ママとパパがいなかったら”寂しい”」
幸せとは、一緒にいること
幸せの反対は、”寂しい”ということ
息子の答えはとてもシンプルで、妙に腹落ちした
僕は色々と難しく考えすぎていたようだ
「パパはいるだけで十分なんだよ」
そんな風に息子に励まされた気がした
それと同時に、
「君はいるだけで十分だよ」
と心の底から思った
そう、僕たちはみんな ”いるだけでいい” はず
僕は今教育の仕事をしている
そこでは常に
「将来のために…」
「飯を食うために…」
「自立するために…」
「チャレンジするために…」
という言葉が飛び交っている
教育の世界は「”能力”を育て、”価値”ある人に育てなければいけない」という強迫観念に支配されている
そりゃそうだ
資本主義社会における生存の掟は「価値を出して、その対価を得ること」
この世界で ”いるだけでいい” なんて思い続けることは至難の技である
そしてふと気づく
僕がやりたい教育の意味はきっとここにある
僕はきっと”いるだけでいい” に気づき続けるために学び、伝えたいのだ
僕はとても弱いから、気を抜けばすぐに”いるだけでいい”を忘れてしまう
だから、世界を知り、歴史を知り、哲学をして、
何度でも”いるだけでいい”を気づきなおしたい!
そして、現代社会が忘れてしまった ”いるだけでいい” を取り戻すための教育をしたい!
息子のおかげで大切なことに気づけた
子どもはいつも真っ直ぐで、本質をついてくる
大人になるにつれてそういうのも失われていってしまうのかな
どうかこれからもありのままでいられますように
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