ヨガの視点から考える潜在意識へのアプローチ
今日は、なぜヨガで潜在意識を書き換えることができるのか?
理論編の続きをお話していきます。
前回・前々回の記事と続けて読んでいただくと、より理解が深まります。
(前回の記事はこちら、前々回の記事はこちら)
前回は、世界の見方についてを解説しました。
ヨガでは、内→外に世界を見ていきます。
わたしたちの心が意味をつけるからそこに世界が生まれます。
この、「心が意味をつける」というのが潜在意識の働きの一つです。
いくつか例をみていきます。
私は山田A子である。
私は女性。
私は日本人。
私は母の娘である。
私は子の母である。
私はヨガインストラクターである。
このように、わたしたちは自分自身にたくさんの名札をつけています。
この名札って、常に頭で考えているわけではないですよね?
記憶となってわたしたちの中にあり、
「当たり前の感覚」として染み付いています。
この、当たり前の感覚は感情面も同じです。
私は心配性である。
心配すると不安になる。
うまくいかないことがあるとイライラする。
楽しいことが好き。
初めての人と会うときは緊張する。
悲しいニュースを見ると自分も悲しくなる。
このような心の反応も、常に頭の中で考えて反応しているわけではないですよね?
心が、「こんなときはこう反応する」という、感覚で覚えていることです。
これらの、無意識だけど常にある「当たり前の感覚」というのが、潜在意識の働きの一つです。
ヨガでは「当たり前にある心の反応(潜在意識の一部)」にアプローチしていくことで、潜在意識を書き換え、現実を変えることができます。
少しずつ理解してほしいので、続きはまた次回に。
次回は「ヨガで心の反応(潜在意識)を変えることができる理由」についてお話します。
お楽しみに〜!
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