#147 小さな幸せを感じる起業／目の前にいる人を幸せにする仕事で生きていく

シンママ起業家のタキマユコです。noteで毎日記事を書き、メンバーシップを運営しています。stand.fmとPodcastも毎日配信しています。

私は、起業したい方のサポートをする仕事をしています。自分で何らかの事業を立ち上げた方を起業家と言いますが、起業家にもさまざまなタイプがあります。上場を目指す大きな企業や、自分の趣味を副業にしたような小さな起業まで、本当に幅広く、それぞれの起業家の思いがあります。

実際には、起業に大きい小さいは関係ないのですが、メディアなどで取り上げられるのは大きな起業が多いので、壮大なビジョンや多額の資金が必要なイメージが持たれているのではないかと思います。

働き方が多様化する中で、起業の道を選ぶ方は増えているように感じます。その中でも、小さな起業と言われるような分野は増えていて、自分の趣味を商売にしたり、自宅の一部を改装してお店にしたり、インターネット上で自分のスキルや考えなどを販売したりなど、アイディア次第でビジネスが生まれますし、一見、商売にならないように思えることも、工夫して仕事にし、収入を得ている人がたくさんいます。

自分は仕事の経験がないから、主婦だから、会社員しかしたことがないから、など、できない理由を探すのは簡単ですが、逆にやろうと思えば、挑戦できる環境があるのが今です。

小さな起業で成功している人たちに共通するのは、忙しくても満たされている日々を送っているということです。子育てもしながら、本業もありながら、など、自分の生活も維持し、生きがいもありながら、収入を得ている人たちが、充実した人生を送っているように思います。

もちろん仕事ですから、良いことばかりではありませんし、事業を興すということは、責任もあることなので、負担も大きいでしょう。それでも、自分の力で事業を運営し、報酬を得ていることは、充実感につながるようです。

組織の一員として、安定した環境で働くことも１つの選択として素晴らしいと思いますが、そこに意味を見出せなくなっている人も増えていますよね。

報酬を得るために割り切って働くのではなく、働くことに価値や意味を見出したいと考える人が、起業という道を選ぶことにも、理解ができます。

小さな起業で成功されている人たちのビジョンを聞いていると、日々の小さなことに幸せを感じられる生き方をしていると強く感じます。

大きな事業をしている方からは、「大して成功もしていないのに」と思われるかもしれません。でもどんな状態を「成功」というかも、人それぞれですよね。

私は、日々を充実した気持ちで、ストレスなく生きていけることが、何よりも幸せだと思っています。以前は仕事人間だった私ですが、今は、自分の心を無くすほど、仕事だけに時間を費やしたいとは思っていませんし、いろいろなものにお金をかけることが幸せとも思っていません。

日々の中で幸せを見つけられる人、そう感じられるように日々を懸命に生きている人が幸せそうに感じますし、自分もそうありたいと思っています。

昔のように、定年まで働けば、あとは好きなことをして暮らす、という生き方ができなくなったからこそ、日々の中に少しずつ幸せな時間を持ち、コツコツでも、長く働ける仕事を自分で獲得した方が、人に振り回されない人生が送れます。

日本を変えるような大きなビジネスはできなくても、自分の目の前にいる人、そばに来てくれた人を幸せにするようなビジョンの仕事で、収入も、メンタル的にも幸せに生きている人もたくさんいますし、普通の人でも十分にできる生き方だと思います。

noteのメンバーシップでは、そんな皆さんと繋がれる場を提供しています。

シンママ起業家の人生100年時代を前向きに生きるコミュニティ｜タキマユコ（起業家・ライター）

起業をして、毎日を充実して過ごしている人たちをたくさん見る中で、小さな幸せを感じて生きていける人は、幸せな人生につながるのだなと、感じました。