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モテたい長男

長男は3歳、保育園の年少さんです。

「コンビでねるねるかう」(コンビニのこと)
「しるはろりんで遊びたい」(シルバニアファミリー)
「ちががでてる〜〜〜!!」「カニにかまれた〜〜」
(これは幼児あるある)
「おっけーぐーるぐる」(これでも反応した)

と可愛らしい言い間違いで笑いを提供してくれる長男。

長男はびびりな性格で、何をするにも慎重派。
1歳児の夏のプールでは、水が苦手なので、
「ぼくは、はいらないかな。」
と楽しそうなお友達をよそに、自分のスタイルを崩しません。(最後の一度だけ、先生に連れられて入れました!えらい!)

そんな、自分にとって少しでも危険がある可能性を感じると、
「ぼくはやらないかな。」
と、断固とした姿勢を見せる長男。

今回はそんな長男がばぁばと公園へ行ったときのお話です。

先日行った公園では、ブランコを6歳の長女が立ちこぎをするのを見て、やってみたくなります。
しかし、
「やってみる?もっといてあげるよ。」
「う〜ん、ぼくはできないし、いいかな」
(できないし、という言葉を聞くと、すごく悲しくなります。そんなことないよ〜)

そろそろ帰ろうか〜と公園を後にしようとしていると、同じ歳くらいの女の子とお母さんの親子がやってきました。

くるっと向きを変え、再び公園へ戻る長男。

おやおや?

我が家で一番の社交性の持ち主である長男は、すぐに女の子に話しかけに行きます。
(内向的な父母からなぜ、と思うほど誰にでも話しかけに行くので、防犯上少々怖い)

少しシャイなのか、あんた誰、何話しかけてんの、うざ。と思われたのかは分かりませんが華麗にスルーされる長男。
しかし、そんなことではへこたれません。

女の子が行くところ行くところについて行っては、
「これ、できる〜?」
「ぼくはこれとくいなんだ〜」
と話しかけます。

女の子がブランコに乗ろうとしますが、少し怖がっていました。
その様子を見た長男。

「こわいの?ぼくはこれできるんだ〜たちこぎもできるよ。」

ん?なんですと?

そう言うとブランコに立ち、漕ごうとする長男。(まださすがに漕ぐことはできません。)

え、さっき乗ろうともしなかったじゃないですか。

…もしや、カッコつけてる??

ブランコに立つことができ、自信をつけた長男。
「できないの〜?こうやったらいいんだよ。」
と女の子に教えてあげています。

また、別の公園では、綱の上を歩く遊具があり、普段なら
「ぼくはこわいかな。」
と言いやりたがらないことが多いのですが、女の子がやっていると、何も言わず一人で渡り始めます。
そして、本当に一人で渡り切ることができると、
「まま、できた!ひとりでできたよ!!」
ととても喜んでいます(かわいいな)

今までにも、なんだかよく女の子に付いて行くな〜とは思っていました。

保育園では、好きな先生(若くて可愛らしい)がいるのですが、長男のクラスの担任ではありません。
その先生を見かけると、ついて行ってしまい、気がつけば違うクラスに入り込んでいたということもありました。

…もしや、おんな好き?(いや、そう。)

そんな、長男の男の子な、ちょっとカッコつけな一面を見る度に、くすっと笑ってしまう母。
本人はいたって真剣なので、笑ってはいけませんが。つい。

これからも、長男の健全な成長を側で見守って行きたいと思います。


コロコロ変わる表情。見ていて飽きない。

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