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子どもの言葉

「ぼくのほいくえんって、すっごくほいくえんなんだよ!」
「そんなこといったら、ぶっととばすよ!」
(やだ、どこで覚えたの、でもかわいい)
「びょういんいくの、む〜〜り〜〜」(変なジェスチャー付き)

今日も愉快な長男さん。
最近はクイズを出すことにハマっていて、

「まま、ひ、はなんてしょう?」
「…ひ?ひがつく言葉??」
「うん、ひー、だよ。」(無数にある)
「うーーん…ひまわり!」
「ぶっっぶー!ひんとは、ひーこー??」
「…う、き!飛行機!」
「せいかーい!ままぴんぽ~ん!じゃあきょうりゅうあげまーす」
「わーい(棒)」
「じゃあ、ま、はなんでしょう」
(なんターンか続く)

子どもの言葉、特に爆発的に語彙が増える
2歳くらい~の子が発する言葉は、とにかくかわいい。

言葉自体もかわいいが、
「ままー、ぼくねー、あのねー、ぼくはねー…」
と、伝えたいことはまとまっていないが、
とにかく今聞いてほしい!
という思いが伝わってくる感じがかわいい。

忙しい毎日、ついつい言葉の先回りをしてしまいそうになる。
しかし、そこは少し落ち着いて。

子どもはしゃべることで
語彙を獲得し、
聞いてもらえたという充足感を得て、
信頼関係にもつながる。

そんな大切なプロセスだと思って、今日も聞いてみる。

「ねぇ、まま、ぼくは、なんめーとる?」
「100センチくらいかな?まだ。」
「じゃあ、100めーとる?こーのくらい?(手を広げる)」
「それはおうちはいれないね。」

「みてまま、あとぼく、ぱんとー、ぎゅうにゅうとー、ばななー。
 ほら、あとさーん(3)でおわりだよ。」(朝ごはん)
「ヨーグルトは食べたのね」
「そう、あとさーんでおわり!」
「うん、たべよっか。」

保育園にて、絵本を貸してくれないお友達に、
「もう!ゆうくんのなんよ!」
という長男。
先生が、
「あー怒っている人を見つけました!」
というと、
「えっどこー?」
とおとぼけ。

言葉の成長は、保育園での経験も大きいなと感じます。

「ぼくはね、きょうほいくえんで、
 おともだちにかしてあげたんだよ。」
「えらいね~」
「うん、そうだよ、ぼくえらいよ」

自分のできたことを自信満々に言葉で表現できる。
大人になると、謙遜やら忖度やらでできなくなります。

子どもが一生懸命紡いでくれた言葉、
できたこと、楽しかったこと、悲しかったこと、心動いたこと。
丁寧に拾いながら、過ごしたいなと思ったり。


食卓にてパパとママが話をしていると、
長男が、
「ぼくね、もうたべおわるよ。
 ねぇ、まま、ぼくね、もうおわるよ!

 ぼく、もうおわるよ!!

 ねえぇぇえ!!!おわるんですけどぉぉ!!!」

…そんなに大きい声でるんや!?
とたまに驚かされますね。

今、パパとママ、話してますやん。
ちょっとだけ待ってもらってもいいでしょうか。

びっくりしたママとパパが振り向き、
注目を浴びたことで満足する長男さん。

時と場合によりますが、
できるだけ子どもの声に耳を傾けていく所存です。


「ごくろうさまです」ブームの渦中


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