【アメリカ留学#10】コーヒー抜きには語れない留学中の8年間
こんにちは。早川琢也です。
今日も留学の頃のお話をさせていただきます。
留学中は決して経済的に余裕がある状態とは言えませんでした。
それでも、唯一自分自身に許していた贅沢がコーヒーでした。
日本にいる頃からコーヒーは好きでしたが、アメリカに渡ってからも趣味のひとつとしてコーヒータイムは楽しんでいました。
9年間一緒に過ごしたエスプレッソマシン
私のアメリカ留学を語る上で欠かせないのが、フロリダにいた頃のルームメイトたちがプレゼントしてくれた家庭用エスプレッソマシンです。
フロリダからテネシーへ引っ越す前日、
約1年間一緒に過ごしたルームメイトたちがサプライズでこのエスプレッソマシンをプレゼントしてくれました!
-Hey Takuya! This is from us!!
突然のプレゼントに思わず言葉を失う。。。
コーヒー好きには堪らない、これ以上にないプレゼントでした!
私がコーヒーを好きだという事を覚えてて選んでくれた、ルームメイトたちの心遣いが嬉しかったです。
翌日このプレゼントを車に積み込んで、
片道9時間半のドライブでテネシーへ引っ越しました。
このエスプレッソマシンには留学中の思い出がたくさん詰まっています。
エスプレッソマシンと一緒に留学当時の事を思い出してみようと思います。
毎日のように飲んでいたラテ
エスプレッソマシンをもらってからは、コーヒーが日常の一部になりました。
テネシーで使い始めてから以降アメリカにいる間の約8年、
一度も調子を悪くする事なく、ほぼ毎日のようにエスプレッソを淹れてラテを作ってました。
初めて淹れたラテは勝手が分からずこんな感じでした。
ミルクの量もよく分からず、適当な量をスチーマーを使ってフォームミルクを作ってラテにしました。
この時に、カフェのバリスタさん達の凄さを痛感しました。
飲むのは大体朝かお昼。
夜はさすがに飲みませんでした。
午前と午後に授業がある時は、週末のお楽しみでした。
淹れたラテは勉強机の左手側がホームポジションでした。
博士課程の後半に差し掛かり1日の時間を家で過ごす事が多くなった頃は、
朝食後にラテを淹れて勉強や論文をスタートさせるのがルーティンでした。
ラテを飲みながら、論文を読んだり、ペーパー書いたり。
私の留学中の勉強には、いつもラテがありました。
出張バリスタ
スタバ、タリーズ、ドトール、コメダ、むさしの森コーヒー、、、
最近は至る所にカフェがある様子からも、コーヒーが好きな人は多いですね。
テネシーで知り合った日本人家族や友人にも、コーヒーやラテが好きな人が多かったです。
せっかく貰ったエスプレッソマシンを、自分だけで楽しむのはもったいない!
そう思ってからは、私のアパートに招いてコーヒーを振る舞ったり、
友人宅にお邪魔した時は、エスプレッソマシンを持参してお茶会でコーヒーを振る舞いました。
一回に2人分しか淹れられなかったので大勢のお茶会の時はちょっと時間がかかってしまいましたが、
それでも私としては喜んでもらえたので楽しく淹れていました。
その頃になると、少しずつですがラテアートも出来るように。
1日1回の勝負でしたので、それなりに上手く出来た時はいい気分で1日を過ごせました。
マシンのスペックを考えると、さすがにカフェのようなきれいなラテアートは難しいですが、
家庭用マシンでこれくらいまではできるようになりました。
アメリカの田舎ならではのコーヒータイム
最後に、テネシーの田舎だからこそ出来たコーヒータイムの様子がこちらです。
借りていた家の裏庭を眺めながらのコーヒータイム。
今では考えられないくらいの贅沢な時間でした。
こうやってコーヒー片手にゆっくりする時間の大切さを、アメリカにいる時に感じました。
頑張るときは頑張る。
でも、四六時中頑張れる訳ではない。
ひと息ついた方が却って作業の効率は上がりますし、長期的に見てもそっちの方が断然生産的でもありました。
カフェイン摂取の目的だけで飲むのはもったいない。
今動かしている手を止めるきっかけにして、ゆっくりとコーヒーを味わう時間を作ってみませんか?